第2話 スクランブル発信?
スクランブルエッグ
挑戦してみますた。
先ずは目玉焼き。
如何に美しい形の目玉焼きを作れるか
・・・・・・・・。
ある意味、失敗だったかもしれない。
既に目玉焼き作成装置的な道具が売られているのを知らなかった
・・・・・・・・。
でもって、次にスクランブルエッグに挑戦してみた。
織風風スクランブルエッグ?
いえいえ、そない、たいそうなもんやおまへんねん。
玉子は良くかき混ぜないし、余分な調味料も加えません。
かき混ぜない理由は、玉子の構成成分であるタンパク構成要素のアミノ酸分子が崩壊するからであり、アミノ酸配列の崩壊は玉子が持つ本来の旨味成分の崩壊に繋がるからであります。
断っておきますが、私は生物学者ではありません(言わなくても分かられているか?)。
次にフライパンに多めの油を落としますが、玉子はたっぷりと油を吸い込みますので、多すぎかな?って思うくらいがちょうど良いです。そして、フライパンから白煙が上がるくらいまで熱し、少しのバターを加え玉子を落として、火を消し余熱だけでかき混ぜて終わり。
味付けは、あなたに合わせてね、それが良いのです(因みに私は、塩、のみです)。
こんな簡単なことだと思われるであろうが、ここへ到達するまでにひと月くらいかかったのです。
遅すぎる!と思われるかもしれませんが、玉子の分子構造から研究を始めると、これくらいはかかるものなのです。
断っておきますが、私は生物学者ではありません。
でわでは、
次なるものは炒り玉子。
名付けて、中華風織風炒り玉子、です。
これも炒り玉子と言っても中華風なので、お水や砂糖に塩など、レシピ本にあるような作り方はしません(って、それを中華風と呼んでも良いのか?)。
作り方は、至ってシンプル。
上記のスクランブルエッグと同じで、違いはバターを加えず、その分、油をさらに多めに落とします。ごま油も美味しいかな? でですね、スクランブルエッグの時は余熱で卵が固まる前にベーコンやソーセージなどの上に被せるようにフライパンから取り出しますが、中華風織風炒り玉子は油で軽ーく揚げるような気持ちにして一気にかき混ぜ!玉子をフカフカに固めます。
勿論、味付けは、あなたに合わせてね!(因みに私はといえば、お醤油か豆板醤、などなどです)
でですね、
これを田舎のばーちゃんの家で作ったわけですよ。
朝起きてきて、ばーちゃんに、朝ごはんある? って聞いたら、米だけ炊けてある、というお答え。
でもって、冷蔵庫の中を見ると、野菜ばかり、と🥚。
よし! ということで冷蔵庫にある野菜をきざんで、玉子を入れた器に入れて軽く混ぜて・・・。
ばーちゃんが横で珍しそうに見ているんですけど・・・。
でもって、熱したフライパンに玉子を投入し、・・・。
ばーちゃんにこやかに笑って見てくれています。
ここで一気に!フライパンの中の玉子を豪快に掻き回すと!
さっきまで笑って見ていたばーちゃんの顔から目の玉が飛び出しそうになって、
「あんたー! なんてことすんのー!」
スクランブルエッグなる料理を見たこともなく聞いたこともない、田舎のばーちゃんを思い出したお話です。
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