明日が来なければいいのに

いろべつ

短編

明日は先輩の卒業式。先輩は理系、私は文系だから卒業式が終わるともう会うことは無い。だからこの想いを先輩に伝えたい。ずっと想っていたこの事を伝えたい。でも伝えるには遅すぎた、もう会えなくなってしまうから。そしてこの想いが叶わなくなるかもしれないから。この未来は残酷だ。伝えたら辛い、伝えなくても辛い。あぁ明日が来なければいいのに。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

明日が来なければいいのに いろべつ @redeevee

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ