悪役らしい悪役

 悪役に転生し、真っ当な悪役としての道を行く潔い作品

巷にあふれる悪役モノはどれも悪役に生まれる意味もないものばかりで、物語開始時点でタイトル負けしている。

その点、この作品は悪としての自覚と美学を併せ持つ。
時折見せる弱さとのバランスがこれからの肝かもしれない。

果ては覇王か、それとも魔王か。