悪役こそが国家を守る忠実な騎士である

勇者が正しく、悪役は悪だ。
物語の多くはそのように構成されているが、そのすべてが真実なのだろうか。
この世は必要悪によって成り立っている面を否定できない。
さて、今作の主人公は、いわゆる主人公最強系で、悪役は頭一辺倒の馬鹿勇者である。
主人公は国の暗部を担っており、国防の一翼を担っている。
しかし、そのことを知らずに勇者は彼を滅してしまうのだ。
そしてその物語を知る転生者が行動を起こし、悪役(主人公)が負けないようにする物語である。
この物語を読み始めたら必ずハマります。
まだそんなに話数も多くなく、大きな負担もありません。
是非、一読してみてください。

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