第389話 老練なる反論を受けて

https://kakuyomu.jp/works/16817330664565978826/episodes/16817330664861310633

↑ 第5話 子ども部屋の個室が与えられるには 1


・・・ ・・・ ・・・・・・・


大宮哲郎氏の弁

 森川のおじさん、しかし、静かに反論を返してきたな。

 ああいう怒りにまっ正面から立ち向かうのは、英雄とは言えないだろう。

 静かに受け止めつつ、しかし、それを如何に論の糧とするか。

 米河君も、怒りをうまくコントロールして論に落とし込んできたな。

 あれは明らかに、あの青年のパフォーマンスだ。

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