夢の後、そして、夢の続きへ

第53話 1通のメールから

 これは私の生まれるはるか前の歌ですが、霧島昇という歌手がいて、「1杯の珈琲から」という歌を歌われていました。

 たまに懐メロの番組などで紹介されることもあります。

 ひょっと、歌われているのが実の息子さん(この方も歌手)だったりすることも。

 どんな歌詞かは、ネットで検索して読んでみてください。

 そこから何かが、生まれるかもしれません。~いやマジで、そんな感じの歌詞。


 さて、珈琲は飲めば終りでしょうが、メールは、ちゃんと証拠が残ります。


 そう、今どきのインターネット社会なら、まさに、「1通のメールから」なんて銘打って歌を作れそうな気も、しないではないかな、と。

 ある日自分のメールサーバーに送られてきた、とある1通のメールから、何やら世界が開かれることもあろうかと。


 首を洗って待つこと約1日、少し遅れ気味な時間に、そんなメールが入ってきました。そのメールの送り主氏は、「クビを洗って待っていろ」みたいなことを去り際に述べていたような気もするし、忘れもしないのだが、やっぱり、予告通りやってきたなと。

 そういえば、某県庁に勤めていた知人で、選挙のときなどによくお会いしていた人なのだけど、現役時代、上司にいついつぶん殴るぞと「宣言」して、実際に予告通りぶん殴ったとかいう人がおられたっけ。ふと、そんなことを思い出さずにはいられないようなメール、確かに、やって参りました。

 しかも、こちらが思ってもいない方向からのメッセージまでつけられていて、それがまた、ワード機能から生まれた文書がいくつか添付されているときている。

 まあ、今どきは本1冊くらいの文章を複数の文書にして1通のメールで送るくらい、わけないからね。昔なら、それこそ小包にして送らねばならんほどの原稿量であっても、たった1通で、しかも、郵送料なし、紙媒体0で、送れるのね。

 もちろんそれは紙媒体に残すことも可能であるし、データ内に残しておくことも十二分に可能なのだけど、昔の紙媒体のようになくなれば終り、なんて可能性は、恐ろしいほど低くなっているときておりますな。


 さらにこのメールの送り主、この内容は大いに公開してくれとまで言っておる。

 まあ、ええけどさ。こっちも、それなりに楽しめるから、読んでくれる人も、楽しんでくれようという思いで、かれこれ引用させていただくことにしました。

 というわけで、ここで一気にというのも何なので、複数回に分けて、そのメールで送られてきた「夢の感想」ってものを、皆様に徐々にご紹介してまいる所存にございます。


 しかし、夢の記憶が、ここまで話を広げてくれるとは、夢にも思わなかった。


 別に洒落で話を締めようなんて思ってもいなかったのだけど、まさに、そうとしか言えない状況になっちゃいました。

 こんな話をしたところで別に経済が大きく回り出すなんてこともないけど、ちょっとした話のネタくらいには、なるでしょう。


 では、次回からの更新をお楽しみに。

 

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