第8話 『本物の姫を助けに行く』
筋肉が世界を救う。地上最強のマッチョマンによるファンタジーワールド無双!!魔王を倒して姫様を救い出せ!!
著者:ピラフドリア
第8話
『本物の姫を助けに行く』
俺は本物の姫様を助けに行くことにした。しかし、どうやって助けに行くか。
影武者の姫様からは自由に武器を選んで良いと言われたが、俺には最強の武器筋肉がある。
だから、武器をもらう事は断った。しかし、移動手段がないのだ。
だが、その時だった。俺は鳥が羽ばたく姿を見た。そしてあることを思いつく。
「鳥が飛べているんだ。俺に飛べないはずがない」
俺は腕を上下させると飛び立った。そして魔王の住む城までひとっ飛びする。
そうして何の問題もなく俺は魔王上についた。
「な、何だ貴様は!?」
魔王の手下達が襲ってくるが、俺は筋肉で跳ね返す。槍も剣も魔法も何であっても俺の体を傷つける事はできない。
そして遂に魔王の元に辿り着いた。
「貴様、何者だ!!」
魔王が俺にそう言ってきた。
「俺はキン・ニクニクだ!!」
「姫を助けにきたのか?」
魔王の後ろには檻に閉じ御られた姫様がいた。
「そうだ!! そのために魔王!! お前を倒す!!」
俺は突進する。そしてタックルで魔王を吹き飛ばした。飛んでいった魔王は世界を一周して戻ってきた。
「一周旅行はどうだった?」
「一瞬だったから、何も見れなかった」
こうして魔王は倒れたのであった。
俺は姫様を檻から助ける。檻をこじ開けると姫様を出した。
「あ、ありがとう、ございます」
姫様は俺の筋肉に見惚れているようだ。それは当然だ。俺の筋肉なのだからだ。
「さぁ、帰りましょう」
俺は姫様に手を差し伸ばす。しかし、姫様は、
「やっぱり怖ーい!!」
と言って逃げて行ってしまった。何が怖いのだろうか。俺の筋肉は優しい。怖いなんて事はない。
しかし、このまま姫様を魔王城で一人にするわけにはいかない。
それにお金のためには姫様を助けたと報告しないといけないのだ。
俺は姫様を追いかけた。姫様も全力で逃げるのであった。
「俺の筋肉から逃げられると思うなよ!!」
「きゃーー!! だれかたすけてーー!!」
魔王城を二人は駆け回る。
その後無事に姫様は帰還して、俺は報酬を貰った。その後は筋トレをしながらのんびりと暮らしたのでした。
めでたしめでたし?
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完全にふざけた作品です。かなりぶっ飛んでいる作品なので、あまり深い事は考えずに読んでもらえると嬉しいです。
超人ババアと同じくらいふざけてます。
筋肉が世界を救う。地上最強のマッチョマンによるファンタジーワールド無双!!魔王を倒して姫様を救い出せ!! ピラフドリア @pirafudoria
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