その3 KRE関係者

※主に、本章アナザールート『カラプら』ならびに『カラレス=プラファテス』に登場

※実敦の生物学上の父親が誰なのかで、本章と別の結末を辿る


・伊舞 兼比良(いまい かねいら)30代

 本章における支部長補佐。実敦のことは「若」と呼ぶ。見た目はボケボケの好青年だが、やるときはやる。能ある鷹は爪を隠すタイプ。実敦を慕っており、巽恒と出会って楽しそうな顔をするようになったことを人一倍喜んでいる。



・伊舞 白朗(いまい しろう)40代

 『カラレス=プラファテス』における支部長補佐。実敦のことは同じく「若」と呼ぶが、上記人物とは基本的に別人と位置付け。

 本社のメインプログラムを書いた功労者だが、生まれたときから面倒を見ている実敦に付いて支部という島流しを立候補した形になっている。



・岐蘇 源永(きそ もとえ)40代

 実敦の母親。KRE現社長。



・朝頼 ガルツ(ともより ガルツ)40代

 白竜胆会現総裁。本名は律鶴雅(りつるが)

 大学時代もとえと婚約していたが、実の兄に奪われたショックで自死しようとしていたところを、白竜胆会教祖に拾われる。



・浅樋 有珠穂(あさひ うすほ)40代

 朝頼アズマの生物学上の母親。旧姓は小張(おわり)。まさむらの義理の母。

 もとえのことを誰よりも大切に思っている。もとえの幸せを取り戻すためなら人殺しなど容易い。



・浅樋 雅鵡良(あさひ まさむら)40代

 ガルツの実兄。もとえの元夫。すでに離縁したが、KREのメインシステムを生み出した張本人なので、役割上辞職は許されていない。もとえにも実敦にも嫌われている。



・久慈原 翔幸(くじはら かけゆき)20代後半

 実敦の従兄。もとえの姉の息子。KREのシステム管理責任者。

 顔だけはいいので女性社員からの人気は高いが、口が軽すぎるので人間としての信用度が低い。プログラマとしての実力はホンモノなので、社長も仕方なく本社に彼の城(地下)と適切なポストを与えた。そのおかげで、本社のコントロール中枢は彼の玩具と化してしまった。

 実敦が同棲性愛者だと最初に知ったのは彼であり、巽恒が現れるまで体の関係があった。もうその必要がないとわかっているが、多少寂しくもある。

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家楼キャラ一覧(暫定版) 伏潮朱遺 @fushiwo41

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