主人公の鋭い五感が、怪事件の真相を闇から引きずり出す!

自警団〈アンダーライン〉に所属する主人公、松本は第三部隊へと転属。
貴族出身の隊長、六条院真仁や仲間と協力し怪事件の捜査に当たる。

特筆すべきは巧みな文章力と、その文章で紡がれる重厚で緻密なストーリー。
丁寧な人物描写により、六条院を始め魅力的な登場人物が描かれます。

主人公の五感が鋭いという設定が物語を進めるのに役立つだけでなく、私生活に及ぼす影響なども描かれており、綿密に設定を考えていることが伺えます。人物描写やストーリー構成のお手本にもなりますし、何より面白い。
ぜひご一読ください!

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