初音ミミック
鉄が溶ける
家(うち)に
なだれ込む赤熱のミニチュア
ブロック崩しみたい
- 鏡 -
痛み、滴、靴、lob
これより先は影響下にない
弧を描いたボールはやがて弱々しく
しばらくの沈黙
「初音ミミックです別の宇宙から来ました」
モニターからズルリと這い出たのは初音ミクを模した化け物だ
腕が三本、足が七本、ツインテールの付け根からは粘々した半透明の液体が流れ出ている
悪臭が漂う
「以降初音ミミックを初音ミクとし、初音ミクを初音ミミックとする」
私たちの初音ミクが侵されて消える?
私たちの初音ミクが侵されて消える
音楽付き→https://www.youtube.com/watch?v=ZOqKaGTuw0Q
詩置き場 故やす子 @koyasuko
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。詩置き場の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます