これってピッポニアに対する劣等感みたいなのが根底にありますよね。実は心の奥底ではあの文化が羨ましい所もあるというのを皆知っていて、その文化に触れると憧れずにはいられないみたいな。だから禁止するしかないという。
長い物にまかれる波風を立てない生き方も出来はするけども、信念を貫く勇気はだからこそ讃えられるべきなのかなと。二人に重い罰が課されない事を祈るのみです。
作者からの返信
MACK様、ありがとうございます!
もうこの辺りは戦時中の日本みたいな感じですね。「鬼畜米英」とか言いながら、実は憧れやコンプレックスを抱いているという……。
マルは臆病な方なんだけど、信念を貫くタク・チセンの姿を見て奮起しています!
こんにちは。
テセさんの助け舟で、命拾いできそうな気配ですね。
権力に臆さないタク・チセンと、現実的な落としどころを作るカク先生(ふだん怖いのに…)。若さと円熟が対比されているようで、うまいなあと思いました。
作者からの返信
久里琳様、ありがとうございます!
マルはカサン語が出来る上に、年配者からまも愛される性格なので、テセもカク先生も何とか彼を助けたいと思っています。
カサン帝国は中華帝国のイメージもあり、タク・チセンは中国古典の英雄みたいな雰囲気で書いてみました!