マルは「本にこう書いているから」に固執してるんでしょうね。自分の言葉は一切入っていないというか。
学びって、本に書かれている事は本当だろうか? を疑い、紐解いて、自分の土壌で育てて、論文は一度自分の中を通過させて開花させた花の内容を書く必要があるのに、マルは上っ面だけをトレースしようと必死になっている感じ。たっくんにはそれがわかってるって事のようですが、わざわざアドバイスに来てくれてるのが。
作者からの返信
MACK様、ありがとうございます!
まさにその通りですね!
マルはカサン語の自由な作文なら、思う存分自分の土壌から花開いたものを書けるのに、『カサン帝国の精神』に関してはまるで硬直した考えになってしまいます。
『カサン帝国の精神』の国家主義的思想がそもそもマルに相容れず、無理しちゃってるからなんでしょうね……。
編集済
タクちゃん、駆け引きなしの
直球で来ましたね〜
どんなに頑張っても
マルが生粋のカサン帝国人に
なる事はできないし
シンはシンで
タクちゃんとは考え方が
真っ向から対立してる。
みんな誰しも
自分の価値観や思想が
一番正しいと思っている。
けど、これが争いごとの発端になる。
みんな違って、みんないい。
みんな正しいし、みんな間違っている。
けれどカサン帝国の教育システムでは
そんな甘っちょろい思想は
綺麗事でしかないし
なんの意味も持たないんだろうな。
作者からの返信
遥 彼方様、ありがとうございます!
そうですね!
特に植民地支配を受けたような国って多分本当にいろんな価値観が錯綜していて、それぞれが自分の理想に向かって突き進み、ぶつかり合ってきたんじゃないかと思います。
カサン帝国の理想を追及したいタクちゃん、アジェンナ国のアイデンティティを重んじるシン、国がどうとかより個人の結びつきや愛情を重んじるマル……。
みんな純粋なだけに、それぞれの思惑がぶつかり合ってしまっています。
なんだか大日本帝国のようですね、カサン帝国は。帝国って言うものがそう言うものかも知れませんが。そのような世界では、今日当たり前の「国家が人を守る」という思想は反逆者の思想なのですね、恐ろしい。
マルに帝国思想を本当に理解するのは無理なのでしょうね。理解して欲しくないですし。
こういう社会に対してマルはいつか自分の思想を持つのでしょうね。頑張れ、マル!
作者からの返信
堀井菖蒲様、ありがとうございます!
私もあまり「帝国」の事はよく分からないのですが、いろんな本を読むと人が国家に奉仕し人権はないがしろにされ、特に植民地の人々は搾取の対象でしかない感じですね……。
頭では「帝国臣民にならなきゃ!」と思っているマルですが、本質の部分では相容れず、果たしてどうなる事か……!?
シン君は、格好良いですねぇ。
王様が民を守る。建前ではそうなんでしょうけど、実行や継続は難しいですねぇ。
作者からの返信
@Teturo様、ありがとうございます!
シンは私も格好良いキャラだと思ってます!
そして本当に民を守る王様や国のリーダーがいればいいと思うんですが、実際はなかなかいないですよね……。