応援コメント

第37話 ヒサリの気がかり 3」への応援コメント

  • かつての教え子の変わりゆく姿に
    複雑な想いは隠せませんね。
    より良い人生を送るための教育が
    要領良く生きていくための道具として
    役立つことになろうとは。
    授けられた知識をどの様に使うのかは
    もはや教え子一人一人の意識に
    委ねられているのですね。

    作者からの返信

    遥 彼方様、ありがとうございます!
    本当に、授けられた知識をどのように用いるかは人それぞれだと思います!
    だからこそ教育は難しいし、また面白いのだと思います。
    教師の思い通りの人間ばかりが出来たら、それこそつまらない社会が出来てしまうような気がしますね。

  • ミヌーの変化にヒサリ先生はとても傷ついたでしょうね。そして、理想的な側面しか見えていなかった事に気付くのですね。
    ミヌーは、ヒサリ先生のお陰で素晴らしいスキルを得て豊かさを手に入れたと、学校へ行った事に感謝しているのでしょうか。
    何だか、一昔前に日本人が社員旅行と称してアジアの国へ行き、現地の女達を買っていた様子を思いだし、嫌な気持ちになりますが...。

    作者からの返信

    堀井菖蒲様、ありがとうございます!
    ヒサリにはショッキングな出来事ですが、ミヌーはカサン語を教えてもらい金儲け出来る事に感謝しています。
    貧しいアジアの女性を買うような社員旅行について近頃聞かなくなったのは幸いですが、単に日本が貧しくなったからかもしれませんね。

  •  ミヌーはもともとこういう事に抵抗がなさそうで、ある意味とても逞しいメンタルの持ち主だったから、自分の持っているものを使って何が悪いといった所でしょうか。金銭は持ってる所からもらうのが鉄則だから、商売人としても逞しいといったところ。個人的にはそれもひとつの生き方の選択肢ではあるかなとは…。

     職業に貴賤なしといっても、ヒサリ先生のような生まれの立場なら就かない職業であるのは間違いなくて、先生には倫理的に受け入れがたいだろうなあとも。

     シャールーンも彼女らしく働けているでしょうか。気になるところです。
     

    作者からの返信

    MACK様ありがとうございます!
    そうです。ミヌーはある意味とても逞しい子です!
    ミヌーはもともと貧しく、親の愛情にも恵まれてこなかったため、非常にしたたかに生き抜いてきました。
    一方シャールーンはもともと士族の生まれなので、身体を売るような事は断固拒否しています。体格と体力に恵まれた彼女は次回思いも寄らない姿で……!

  • 教え子の誰もが、教師の望んだ道を歩むとは限らない……。
    キツい現実ですが、望んだ道にいるはずのマルもあんなんだしなぁ……^^;

    面白かったです。

    ではではノシ

    作者からの返信

    四谷軒様、ありがとうございます!
    そうなんです。教師の思う通りに教え子は育たない……という事は、この小説のテーマの一つでもありますね!
    『二十四の瞳』なんかも、教え子が貧乏で身売りしたりするエピソードがありましたもんね……。