ヒサリ先生もまるで自分に言い聞かせているみたいですね。
マルの事をみんなが気にしているから、なんとか良い友人が出来ている事、図書室という安息の場所を見つける事が出来ている事。そして辛い事があるという話も伝えられたらいいのですが、ヒサリ先生にすら何も伝えられない状態でいるから、彼らはもう待つだけしかできないというか。
頑張っていると信じているしかないのは、仲が良ければ良いほどきつい事ですね。
作者からの返信
MACK様、ありがとうございます!
マルの事をたくさんの故郷の人たちが気にしています。
しかしマルには、学園の内部事情を知らせる手紙は検閲によって出す事が叶いません。卒業の日まで待つより他無い、といった状態です……。
テルミも頑張っていますね。自分も大変な中でマルを心配するなんて、どこ子もみんな友達思いでやさしい。
そしてヒサリ先生はテルミにそう言いつつも、自分にも言い聞かせているんですね……。
作者からの返信
朝倉千冬様、ありがとうございます!
そうなんです。テルミはとっても優しい子!
しかし自分の事で精一杯のマルは、友やヒサリ先生が自分を気にかけてくれている事になかなか気付きません…。