大きな様変わりに戸惑うのは当然のこと。ネズミ顔のピッポニア人に雰囲気が似ていても、その顔がピッポニアではイケメンだったりするかもしれないので、今は「大丈夫だよ」と言ってあげたいものですね☆
イボを鎧と称し、消えるたびに身包みを剥がされるような錯覚に陥って不安が募る。これに似たようなものを自覚して、どこへ行っても存在感を示せるように色々と勉強した当時を思い出しました。何も無い自分ほど、不安なものはありませんね☆
作者からの返信
愛宕様、ありがとうございます!
ピッポニア人はかつての日本の「鬼畜米英」みたいなイメージになっちゃってますからね!
愛宕様はどこでも存在感を出せるように色々勉強されたという事ですが、カクヨム内だけでも料理に俳句に折り紙……と、本当に色々な面で知識が豊富で、凄いと思います!
ここにきてマルにとってのイボは鎧だったのだなあと。身ぐるみはがされたような心細さの中、お世話係の彼女が豪快で良い人のようなのが救いです。
でもわりかしマルってこの特徴を見た感じ、美少年感が…。本人的には不評なようですが顔のパーツは小さめで細身、瞳だけはくりくりと黒くて大きい感じで。
作者からの返信
MACK様、ありがとうございます!
本当に、マルにとってイボは身を守る鎧で、これによって暴行を加えられる事も無かったんですが、これから彼に試練が……!
マルは愛嬌があってかわいいのだけれども、文明国であるカサンや首都タガタイ周辺の人達の容姿が「イケてる」という価値観できたので、ガックリという感じです。
マルの身体からどんどんイボが消えていく……!そしてマルは鏡を見たことがないので自分を見たことがなかったのですね。
髪を切ってもらって服を着せられても、マルにとっては自分が見ぐるみを剥がされて貧相な自分を目の当たりにする気持ちになってしまったのですね……。こういう時に友達やヒサリ先生がいてくれたならと思うのですが、すっかり変わってしまった環境にまる自身が対応していくしかない。がんばれ、マル。
作者からの返信
朝倉千冬様、ありがとうございます!
マルは自分が理想の容姿に程遠い事にガックリ。例えば日本の戦国武将に憧れているのに白人の血が混ざったマレー人みたいな容姿でしかも貧相でした、みたいな……。
しかしこの後、マルに強力な助っ人が現れます!