自由詩:放浪のタラクサクム
ひとつ
どの花の
あまたの魂
もし風なぞる
目にし言の葉
愛は
ゆえに髪のひと
幸運の願いを
会えず
この手に一本の
ひとつ
どの乙女の星芒も
映さず映らぬ
花たち咲き
彼の
その風に舞う
森
愛も知らず戦も知らず
運命のみ知ると言う
ゆえに金
ひとときの
幸福の願いを其に託す
その手に
木漏れ日をなぞり
ひとつ彷徨う
乙女を知る者はなし
風のような魂は
その
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