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こんにちは。
「り、離婚。」
トゥルデューロの顔がひきつった。里の者たちが騒がしい。
「離婚しろ──!」
「それいけプルシェヴィア──!」
「俺は応援するぞ──!」
囃し立てる大半の声とは別に、多くの者が哀れみをもってトゥルデューロを見守っている。
パレデュカルでさえ、さも皮肉げに口をゆがめながらも、目には、仲の良い夫婦を微笑ましく思うかのような光が、一瞬よぎった。
ここには笑ってしまいました。
パレデュカル、闇に墜ちたエルフ。
彼は、この物語のはじめを飾った男です。
ならば、この物語は、彼を語る物語でも、あるはずです。
主要メンバーのみならず、脇をかためる人物たちも皆、魅力的な御作ですが、私は、その事を忘れてませんよ。
期待しております。
作者からの返信
こんばんは。
まさしくそんな感じです(笑)
プルシェヴィアはキィリイェーロには勿体なさすぎる!という里の総意ですね。
二人が結婚する時も色々あったので、今ではおしどり夫婦ですが、それはもう本当に大変だったのです。
パレデュカルもこの三人だけには特別な思いがあります。
なので戦いからは遠ざけたいのですね。ラナージットをダシに使っているのもそういうところからです。
それ以外には容赦なしなのですが。さてこの先、どうなることやらです。
引き続きよろしくお願いいたします!
パレデュカルとトゥルデューロ、幼い頃からの友人が敵となり…
辛いですねぇ。
プルシェヴィアとトゥルデューロの夫婦喧嘩は緊迫した中でもいい味出しています 笑
いや、夫婦喧嘩というより一方的なお叱りでしょうか。
パレデュカル、本当に虐殺するのか…
作者からの返信
コメントを頂戴し、有り難うございます。
パレデュカルとトゥルデューロはシュリシェヒリでももっとも親しい友人であり、そもそもラナージットの救出を依頼したことも彼を信じてのことでした。
それがこのような形で敵対するとは、二人共に辛いでしょう。
トゥルデューロに対するプルシェヴィアのお叱りは、いわばお決まりのようなものですね(笑)
やはりここでも母は強し、ですから。
パレデュカルがどうするのか、そしてどうなるのか。
引き続きご愛読いただけますと幸いです。