フィアに続き、会話で意思疎通てきる魔剣がここでも。
一時的なこととはいえ、魔剣や聖剣などとの契約シーンなんて、ファンタジー好きには心躍る場面です!
感情に興味を示すなんて、魔剣自体もそれを吸収して変化していくのでしょうか。
作者からの返信
コメントを頂戴し、有り難うございます。
新たに創られた二十の武具はそれぞれが意思を有しています。
が、それを発現できるのはごく限られた者のみです。
トゥウェルテナは最初に成功した一人ですが、この先はどうなるか、です。
イェフィヤもカラロェリも成長する剣です。
特にカラロェリは感情を知ることで強くなっていく特殊な剣なので、トゥウェルテナとの相性はばっちりです。
引き続きご愛読いただけますと幸いです!
編集済
トゥウェルテナ─────!!
最高です。
《分かったようね。私たちが貴女を選んだ理由よ。何よりも、貴女は私たちの主様を愛しているから≫
───身体が熱くなる。心が温かくなっていく。両手に握る魔剣アヴルムーティオと化した湾刀の力が、逆流してくるかのようだ。
魔剣アヴルムーティオの力が分かったような気がする。
トゥウェルテナは微笑む。
≪イェフィア、カラロェリよ≫
それは砂漠の民にのみ伝わる古の言語。
≪契約は成ったわ≫
金色の輝きが収束、イェフィアは赤紅色に、カラロェリは深緋色に染まっていく。
赤紅に。
深緋色に。
さささ最高です───!
私の血が沸き立ちました。
面白い、面白いですよぅ。
作者からの返信
トゥウェルテナは何と言っても情熱的なのですよね。
砂漠の民特有の面もあり、レスティーへの思いもあって、最初に魔剣を手にしました。
それは最初から彼女と決めていたので、少し出番が多くなりました(笑)
イェフィアもカラロェリも一時的な契約とはいえ、随分と彼女を気に入っています。
この最終決戦終了後、どうなるかは未知なのですが。
しかし、色の表現は本当に難しいです。いっそのこと、全て造語にしてしまえばと思いつつ、です。
拝読致しました。
自分が持っている、愛着を持つ物がもし喋ったなら。
とりわけそれが、自ら命を預けて来た武器だったとしたなら。
魔剣との契約というのもさることながら、自らの武具と意思を通わせ、心を一つにして敵に向かうというシチュエーションが素晴らしいですね!
レスティーさんとフィアさん、ほどの緊密かつ流麗な関係性でなかったとしても、誰しも夢見てしまう相棒です(^^)
作者からの返信
コメントを頂戴し、有り難うございます。
まさしく書いていただいたとおりの考えがベースになっています。
愛着がある武器、しかももはや相棒です。己の命を預けているものです。
それと意思疎通ができて、言葉が交わせる。夢ですよね。浪漫ですよね。
はい、レスティーとフィアは例外中の例外です。
普通の人である身のトゥウェルテナでは比べようもなく、それでも彼女は見事に成し遂げました。これにより一時的ではありますが、数倍以上の底上げになります。
引き続きご愛読いただけますと幸いです!