第3話飛んでもキス?!
王子は……後ろに振り返ると
校門から学校へと入って行った。
『え?!私は!?
どうするの……?』
私は無性に哀しいやら悔しいやらで、大声で……
王子に叫んだ。
『ふざけんな!!バカ!!』
王子が振り向いた。
その時……王子は飼い主に
捨てられた仔犬の様なブルーの
瞳を潤ませていた。
『ハニーで最後にしたかったんだ。だけど……僕には……』
『私が必要だって!!私が居る
じゃんか?!分からないの!?
だからあんたはバカなんだよ!!』
私が駆け足で……王子に向かい
抱き付いた。王子は困った顔を
していた。
『私を最後にするんだったら!!……ウエディングドレスの
コスプレさせなさいよ!!』
王子のペースに乱された私は、
思わず逆プロポーズして
しまったのだ。
みんなが見ている校庭で……
私は王子に、熱烈的なキスを
思い切ってした。
王子は戸惑いを
隠せない様子だったのだが、、、
私が強く抱き締めると……
そのうち王子は
私の背中に、両腕を優しく
回して来た。
私こと遥未来
変態王子の凌駕透は
……お互いに見つめ合い。
何度も何度もキスをした。
【ハッピーエンド💖💋】
【王子様イケませんわ!♤】ワタシ愛されまくってます。 たから聖 @342224
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