応援コメント

第96話:決別がゆえの決裂」への応援コメント

  • 最初は春海と破浪も価値観が全く違っていて、春海の使命の話も彼に断られていましたよね。
    構図としては、今はそれと同じ。ただ、どれだけ関わっても決して通じ合えない相手はいるものです。鬼徳神はそんな相手に思えます。
    屍運びは饅頭にも劣る。こんな神のための仕事なんかクソ喰らえですね。
    人間が最上位と思っていた春海も、他の命と同じく生態系の一部であることを知った。でもこの神は、その輪に入っていない……
    このまま間引かれるしかないんでしょうか?
    破浪のけしかけた焔が、何かを変えるでしょうか?

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。今日もコメントありがとうございます。

    迷宮を抱えるこの町へ来て、春海は生まれ変わったというくらいに価値観を変えました。
    唯一絶対と思っていた信仰と、それに基づく礼儀の心。
    でもそうではないのだと、自分を含めた世の中のあらゆるものは、そんな画一的な考え方で縛れるものでないと。
    こういうことを今日のお話で示したつもりですが、およそ伝わっているようで嬉しいです。

    人間に直接の手出しはできないという鬼徳神ですが、春海や破浪も触れることができるんでしょうかね?
    クソ喰らえな神様の思惑通りになるのは勘弁なりません。焰はどんな口火を切ってくれるでしょう。