破浪の手を握った時にあった既視感のようなものが何なのか気になりますね。
それはそれとして、彼の自死が任務完了を意味するのであれば、あまり仲良くなるのは得策じゃないでしょうね。
迷宮の中で、二人の関係や心境がどう変化するのか、ハラハラしつつ見守りたいです。
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
既視感のようなもの、何なんでしょうね。気のせい、ではないと思いますが。
短い時間に新たな刺激が多く、考えることも多々あったんでしょう。春海は自分の使命が破浪にとってどういうものか、見失いかけていたのかもしれませんね。
このまま友人などになってしまえば、使命を続行するのも達成したとしても、つらいのは春海自身ですよね。
人間の常識が通用しないという迷宮。そんな場所で、奇妙な二人の人間関係がどうなるのか。私もハラハラです。
破浪の手ってごつごつしていたのですね。福饅頭をしまう『ズタ袋』、母の口癖で、とても懐かしかったです。蛋白質を沢山お買い物したのですな。他に道具など。エピソードタイトルが慣れ合い。手を象徴にされたのでしょうか。春海には好かれているとは思えなかったのか。駆け引きらしきものが堪らないです。これから死んで貰うんですからね。魔物の世界へとこらから乗り込む不気味さが伝わって来ました。
作者からの返信
こゆきさん、こんばんは。お忙しい中、お越しくださってありがとうございます。
破浪の手はごつごつしていて、ついでに言うと擦り傷切り傷だらけですね。職業柄です。
ズタ袋は粗末な袋というような意味で言われますが、本来は僧の持ち物ですね。托鉢などの時に首から提げている袋のことですが、ここで取り出したのもあれに似た物です。
>手を象徴に
そうですね。知らなかった人同士が触れ合うとき、手と手からということは多いと思います。
それに知らない物を知ろうとする時、まず触れるのはやはり手です。
春海は彼を知ろうとして、それが馴れ合いになっているのに気づいて離した。
この時点でどうこうということはないシーンですが、二人の関係性はここから変わっていきます。