何を基準に行動し、何に感情を揺らすのか、価値観やそれこそ「正しさ」なんかも人それぞれ違うということが、春海にはピンとこないんですね。それともこの国の多くの人は春海のように考える「べき」という教えなのでしょうか。
破浪は誠実な仕事人という感じがして良いですね。
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。今日もコメントありがとうございます。
春海は自分がこうと思う「正しさ」に、かなり縛られていますね。
この国の一般的な感覚はまた分かってくるかなと思うのですが、そもそもこの使命は父から言われたもので、母も引き留めたりはしていません。
ただし繰り返しになりますが、春海は自分の思う「正しさ」に縛られすぎです。
現時点で言えるのはこういう感じなのですが、答えになっているでしょうか。
破浪は少なくとも真面目に属する人ですね。とは言え何も楽しみを持っていないわけでなく、春海の思うほど感情に乏しくもありません。
価値観の違う春海との対比で、かなり誠実に見えてしまっている面もあるかもしれませんね。
こんにちは。拝読いたしました。この頃は、日中が読み易いですね。一日遅くなってすみませんが。さて、タイトルにもある『饅頭』が登場しました。早目に登場させると、後にも出番がある感じがして、わくわくします。ただのお裾分けや腹ごしらえではなさそうです。会話文にして、「行ってくるよ父さん」まで、地の文と心の声があり、じっくり拝読していて、私にだけ当てはまるのですが、ちょこっと緊張しちゃった。(汗)。春海のこれまでとこれからを描いているのでしょうか。その後はいつも通りの読み心地と読み応えでした。色々と小説の表現に挑戦されているのかな。文語風ですが、話言葉には違和感のない今風に近い言葉を選んでいらっしゃるように思えます。では、気遣う気持ちが、自分以外にもあると言うことを学んで春海さんは、一歩前に出られましたね。今夜が明日も楽しみにしております。^^🍀
作者からの返信
こゆきさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
いつ、どんな風にでも、読み方は(読まないのも)読み手の自由です。お気になさらず。
はい。タイトルの饅頭は、この福饅頭のことです。含意は色々とありますが。
何か不愉快にさせましたでしょうか。それでしたらすみません。
表現方法について、文語や口語、純文学やラノベ、そういう文章の書き方を縛る枠組みを無視する方向に向かっています。
もちろん小説としての体裁は、ある一定のところで残しつつ。
私にしか書けない文章で、面白いと読んでいただく。そうなりたいと考えています。
春海は破浪と出会って、今までにない刺激を受けていますね。
またどうなっていくか、読んでいただけるなら幸いです。