ただ文字起こししただけのちょっと感動するエピになりそうなのだが?


いますぐお手元にハンカチを用意してください。




涼「あああああああ。まじで緊張するどうしよう。」


桜「なにがー?」


涼「次の英語の発表。まってどうしよう。」


桜「大丈夫やって。死ぬわけやないんやから。」


涼「なんか今日めっちゃ詰まるんよな。発表のときに限ってめっちゃ詰まる。」


*涼は吃音症です。初めて聞いたって方ぜひ調べてみてください!


涼「失敗したらどうしよ。今までクラスで作ってきた明るいキャラほうかいするってえええ」


桜「失敗とかないって。詰まることが失敗ちゃうからな?」


涼「桜ちゃん……。輝いたのは世界でも太陽でも〜♪」


桜「Love so sweet始まったぞ。」


涼「ここで恋が始まったアアアア」


桜「元気!!涼のそゆとこ好きよ。」


涼「桜ちゃん……。輝いt」

桜「もうええねん。」


涼「wwwwwww」


涼「じゃいってきます!!!!!」


桜「頑張れ!!!!!!」



__発表後______



涼「発表終わった!!!」


桜「おつかれええええええええ。どやった?」


涼「なんか詰まったけど、挙句の果て我慢できずに涙出そうなったけど、普通にみんな優しかった。やっぱ最初の自己紹介で吃音のこと言っといて正解やったわ。」


桜「おお!!良かったね。」


涼「ありがとう!!!!!」



桜「なんか涼ってまじですごいわほんまに。」


涼「うむ。嬉しけれ。」


桜「苦手な発表とかあっても学校行って挑戦してるし、私には多分できんわ。涼っていつもヘラヘラして笑ってるから幸せそうとか悩み事なさそうって思われがちやけど、てか私も最初はそう思ってたけど、ちゃんと悩みと向き合ってんねんな。」


涼「今日命日かな?嬉しいです。ありがとう。」


桜「いえいえこちらこそ。」


涼「世界中の人がみんな涼になったらめっちゃ良いのにな、って思ってる顔やな」


桜「ごめん。それだけはやめてくれ。大量の涼にいちいちツッコむの無理です。キャパ爆発する。一日でもボケ製造機にツッコミ続けるの疲れんのに。」


涼「wwwwwww」


桜「涼はな後先考えず種まきのようにボケをばらまいていくねん。それを私が丁寧に丁寧に一粒づつ拾ってあげてんねんで。感謝しーや。」


涼「感謝」


桜「直に伝えるんだ。ありがとうとかじゃなくて。武道みたいな感じ⁉」


涼「wwwwwww」


楽しそうに話す二人の上には、夕焼けの赤い空が広がっていた。(←これは勝手に付け足しました。)


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JK2人のボケツッコミ参考集 ぴつ @komeryo

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