おっぱいを、揉んでしまった女の子の顔を見れば、赤く染まり涙目になっている。


そして、カワイイ系の整った顔をしており、思わず俺はにやけてしまった。


ピンクの髪に、ツインテール。

そして巨乳。


なんだこれ、俺のどタイプじゃねぇか。



「今日から変態って呼びますからね!!はあ、ほんとにっ…!仕返ししてあげないと……!」


「変態さん!あなたに今から魔法をかけてあげます!」


「は?……何言って…」



女の子は、手から杖を急に出してきて ──────



「不老不死になぁれ!!」



と俺に杖を向けて行ってきた。


不老不死?何言ってんだ?不老不死になれるわけねぇだろ?

俺はなんせ、もう死んでんだから不老不死になったとしても意味ねえ。


頭の中はクエスチョンマークだらけになり、俺は何もわからずにいると、女の子は口をあける。



「変態さん、今日から不老不死ですね」



にこと笑い、その女の子は、俺の目の前から消えていった。


は?……なんだよこれ。

意味わかんねぇ…魔法?不老不死?……


これまさに、俺何かのアニメに来た感じ?


何も、理解出来ず、女の子は消えてしまい、俺はただ1人呆然と立ち尽くしていた。


やばい。やばい。やばい。

この辺りの景色見たことも無いし、地球にこんな場所なんてない。



───── 白くて、美しい城。


見たことも無い家に、見たことも無い人。


人達は、みんな杖を持ち歩き、俺の見る限り、女性だけ左胸に何か、ブローチをつけている。


……俺は魔法の世界に転生したのか…?



そんなことが頭をよぎる。


転生したことが現実だとしたら俺は、…俺は、……。


すっげぇ嬉しい!!やべぇ、俺これからどう生きよう!!



俺の人生ここからが始まりだ!とか、そんなことを思いっきり言いながら、ジャンプしていたら、黒髪ロングの美人の女性が目の前に現れた。



「あなたが、先程不老不死の魔法をかけられた人ですね」


「は、……はい…?」




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異世界転生したと思えば、不老不死になる魔法かけられた件 sena @kurosa

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