まるで地球が意識生命体のようです。過去の現象を病魔やケガを比喩したように思えます。こんなに辛く苦しかったんだ。どうして解ってくれないんだ。と訴えているような気がしました。o(TヘTo)
自分勝手な欲によって自然を破壊し、戦争まで引き起こしてしまった。
どうか、愚かな人間にも救いが欲しいですね。
作者からの返信
甲斐さん、コメントありがとうございます♡
「地球が意識生命体」っていいですね♬
今地球生物全史の本を読んでまして、まさに地球誕生からのドラマを追いかけてます。様々な生物が次々に誕生し、すごく面白いのですが、まだ人類誕生まで到達できてません(笑)
「こんなに辛く苦しかったんだ。どうして解ってくれないんだ」
このお言葉に、涙が出そうになりました…( ノД`)
かつての人類は本当に解ってませんでしたが、今はちゃんと解ってやってる。この罪は大きいです…。
次回、戦場の小さな救いの話になる予定です^^
黒須友香様
まさに「地球を旅する」です。
友香先生の文章力のおかげで蒼仁くんたちと共に自分もこの壮大な地球のドラマを観たかのようでした。
>周囲に渦巻く気配を感じる。地球に生まれた生物たちか。地上での役目を終えた霊たちの放浪か。狼王の記憶か。悪しき感情を取り込んだ、悲しき記憶のなれの果てか。
これが真髄だと思いました。これらの渦巻く気配が地球全体を覆っているのではないかと。この惑星に人類が誕生した時からずっと。
だとしたら、人類は地球にとって害悪でしかないのでしょうか?
文明を愛する自分はなんだか複雑な思いがいたします。
今回は心に深く楔を打ち込まれたような回でした。
作者からの返信
ブロ子さん、コメントありがとうございます♡
今回は、気候危機早送り解説みたいなことをやってみました~。そもそもそこからちゃんと説明しないといけないかなと。
私も文明の恩恵を受けてきた人間ですが、産業革命以降の急激な発達が大きな犠牲の上に成り立ってきたことを忘れてはいけないと思っています。かつては「公害」で人間を犠牲にしてきたものが、今は動物と自然を犠牲にしています。動物と自然は訴訟起こさないですものね。
今のままでは、「人類は地球にとって害悪でしかない」と言われても仕方がないかもしれません。
そんな中、頑張ってる人たちもいる…。次回はそんなお話です^^
編集済
>そして、人間だけが、地球を死の星に変えてしまうのかもしれない――
この一文に、背筋が思わず冷えました。
ここまで奇跡にも近い生命をつないできた星が、死の星に変わる。生物が命を育めない星になる。どこまでも傲慢極まりない人類が、この星を徹底的に破壊する。
それだけは決してあってはならない。そう思いながらも、必死に願う声が一体どこまで届いていくのか。人間の愚かさで覆い尽くされた社会の巨大な動きを阻止できるのか。
人間が、自らの星を再起不能なまでに滅ぼす。その可能性が自分たちに近づいてくる恐怖に慄きます。
作者からの返信
aoiさん、コメントありがとうございます♡
真剣に読んで考えてくださって、とても嬉しいです。
生物誕生以来、実に多くの種の生物が、環境の変化や他種との関わりの中で誕生したり変移したり絶滅したりしてきました。気候変動も何度もありました。の~んびりと、億年単位で。
人類は、たった100~200年で地球の気候を変えてしまいました。
しかも、そのことを知りながらまだ続けています。
それでは、人類の知識は、思考は、意志は何のためにあるんだろう…そんな思いがずっと心から離れずにいます。
人類が生き残るには、まっさらな地球がもうひとつ必要だ、という笑えない説もあります。
何か少しでも環境のために動きたいと願う者を、大勢に影響ないから無駄だと嘲笑する声もあります。
意見を統一するのは不可能だとしても、せめて多くの人が地球の未来を真剣に考えるようになってほしい…。まずはそこからですね。