恋の架け橋への応援コメント
色々と切ないですね。
自分の力では動かしようもない運命に殉ずる水羽と愛地の姿が胸に刺さります。
エピソードの最後のタイトルが「救い」とあるので水羽は救われたのでしょうが、残された愛地は恋人の面影を追い続ける気がします。
手の届かない石像に恋をしたダニエルが、残された愛地に被って見えました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
人の人生って、多かれ少なかれ同じようなところがあると思います。運命の悪戯と呼ぶようなことが。水羽ももし自分一人だったら、絶望に打ちひしがれていただけだと思います。
次章はまさに水羽の面影を追い続ける愛地の話となります。この設定で話を書いている特典として、向こう側で水羽は恋火たちと再会することができそうです。
ダニエルの話は、抽象的なふわっとした内容にしようと思って思いつきで書きましたが、コメントをいただいてなるほどと思いました。
ここまで読んでくださりありがとうございます。
巡り逢いへの応援コメント
遂に完結ですね。おめでとうございます。
どれだけ鮮やかな色彩(時にどす黒いような)が使われても、透明感を失わない水彩画のようなお話でした。
何回生を繰り返しても風楽の方が年下に生まれてくるらしいのでちょっと笑ってしまいました。
作者からの返信
ありがとうございます。
風楽はきっと、恋火より前に出ると彼女の姿が見えなくなってしまうので、姿の見える後ろからついていきたいのだと思います。自分が先に生まれたら、その間恋火がいない人生を過ごさなければいけないので、そのことに耐えられないのでしょう。
この作品を応援し続けてくださって、ありがとうございました。励まされ、大きな力となっていました。少しでも楽しんでいただけたなら光栄です。
巡り逢いへの応援コメント
完結おめでとうございます。
終盤になるにつれて、物語が閉じる寂しさのようなものを感じていたのですが……、このエピソード読んで、それがあったかい気持ちに変わりました。終わってよかったじゃないですが……四人やほかのキャラクターにお疲れ様を言いたい気持ちです。
運命という言葉が出てきましたが……なんというのか、良い意味でも悪い意味でも、運命の物語だったように思いました。宿命を背負う人の感情や、運命を乗り越える覚悟や、いろいろなものを感じました。
最初は正直、ちょっと取っつきにくいお話なのかなと思いましたが、合間合間に、身の回りのありふれた物や、親しみやすいセリフのやりとりがあって、それが幻想的な描写とリンクしていくようで、読み進めるほど、霧が晴れていくような、面白さが増していくような、そんな感覚になり、いつの間にか夢中になっていました。
楽しい時間をありがとうございました!
作者からの返信
ありがとうございます。
この作品の物語はここで終わりかもしれませんが、きっと彼らはこことは違う軸の世界で輪廻を回り生き続けていると思います。そう考えると、寂しさよりも楽しい気持ちを感じることができそうです。
運命ですが、作品の本文を書き始める前から、内容はまったく決まっていないのに最終章のタイトルを「運命」にすることは決めていました。なんとなく、最後はそれしかない気がしたんですよね。すっと浮かんで、他は考えもしなかったです。
やっぱり序盤の一章に出てきた、恋火の「タコさんウィンナー」発言が効いたのかもしれないですね。この世界観、その出で立ちでそれを言う?って。子供でもそうそう言わないっしょ。自分で思いついてめっちゃ笑いました。本気なのか冗談なのかは恋火に訊いてみないとわからないですが、最終話にもそれを出せてよかったです。
この作品を最後まで見守っていただき本当にありがとうございました。温かい言葉の数々、胸に沁みました。作品を読んで楽しんでもらう、書き手としてそれに勝る喜びはありません。
心空への応援コメント
止まっていた時間が動き出したというのか、このために今までがあったんだなと思えるようで……感慨深いものがありました。みんな、苦労なんて言葉じゃ足りないものを乗り越えてきたと思いますので……ひとしおです。
作者からの返信
ありがとうございます。
この最終章の内容はもともと決まっていなくて、四章を書いている時に突然「種」というワードが降ってきて、そこから連想して考えていきました。この話を書く直前まで作者も少女が何者なのか知らずに書いていました。
この「心空」という話をもって、これまで提示してきた謎のほとんどは解消されたと思います。残りの二話は、登場人物たちを労うような意味合いを込めたエピローグとなりそうです。
編集済
浮世の鏡への応援コメント
おお、■ を使った伏字が不気味さを上手く表してますね!
私も今度やってみようかな。
ところで、会話と地の文の間は一行空けた方が、WEB 小説としては読みやすいかも。
よけいな御世話だったら無視して下さい (^^;)
PS: 行間の件、了解しました (^_^)
作者からの返信
コメントありがとうございます。
■を使ったり読者に語りかけるようなメタフィクション的要素の使用は、この作品においてストーリーにも大きく関わる意味のあるものになっています。■については、自分も他の方の作品に出てくるのを見て真似しようと思って真似てみました。
アドバイスもありがとうございます。
ただ自分は元々WEB小説向けに書いていないのと、行間があるとその都度リズムが途切れて逆に読みにくいと感じる人間なので、その部分は今後も変わりません。
記録の大樹への応援コメント
輪廻転生は最高のロマンですね。
しかもそれで愛する人と再会するとか、やっぱりロマンチックで、どうしても惹かれます。
でも恋火さんはどうして記憶を失ったんだろう?
大半が会話文で、異色の作品ですが、別に違和感なくスイスイと読めました。
これからの展開が楽しみです。
じっくりと愛読させて頂きます (^_^)
作者からの返信
コメント、それから評価やフォローまでいただきありがとうございます。
一章はちょっとふわふわした感じで、会話も多かったりするのですが、二章からはびっくりするぐらいまったく別物の雰囲気になってくると思います。ぜひお楽しみください。
輪廻転生はロマンがありますね。恋火の記憶の謎がわかるのは少し後になってしまいますが、いずれ解き明かされると思います。その時に彼女たちの身に何が起きるのか、その目で確かめていただきたいです。
作品を手に取っていただきありがとうございます。
覚悟の滴への応援コメント
すごいですね……この作品。
幻想文学や……SF、純文学などをミックスしたようで……。
すごく引き込まれます。
それにしても……シイナの告白、ものすごく怖いですね……。吃音?というのか、それが、ものすごく切実さを感じさせて、怖ろしいです。
作者からの返信
コメント、それから大変大変素敵なレビューまでくださりありがとうございます。この作品を書いてよかったと心から思えました。
この作品はライト文芸を意識していて、ライトノベルよりは少し大人向けの内容を目指しました。簡単に言うと、「読み手に優しくない」小説です。場面から場面へ結構飛んでいたり、説明が少なかったり、抽象的な言い回しが多かったりと、かなり読み手の読解力と想像力に依存させていただいています。そのぶん読みやすいテンポを心がけました。
シイナは、もともと登場する予定のなかったキャラクターなのですが、こういう人がいたら面白そうだなと思い急遽登場させてみました。シイナはたぶん次の章でもう一度何かしらのショッキングな告白をしてくれそうです。
今のところあまり出番のない双子ちゃんの活躍はもう少し先になってしまうのですが、ストーリーの山場に大きく関わってくる重要なキャラクターになっています。
作品を読んでいただき、そして温かな感想もくださりありがとうございました。今月中には完結まで持っていく手筈になっているので、またお楽しみいただけると嬉しいです。
螺旋の塔への応援コメント
こんにちは、はじめまして。
冒頭の情景描写が以降に活きてくるのですかね……。
この辺り、ずっと会話文は多めなのにそれが気にならないという。
冒頭の描写ですでに脳内イメージが出来ているからある程度補完
されるというのとなのかもしれないですね。
ふわふわとした不思議な空間にいるようなお話。
キャラクターの名前も個性的で素敵だと感じました!
これからも応援しております!
作者からの返信
コメント、それから評価もいただきありがとうございます。
物語の初めは説明よりも「感じ」から入りたい人間なので、まず具体的な描写から入っていくことが多いかもしれません。
自分はもともとWeb小説向けに書いているわけではなく、アメリカのクーンツという作家の影響を受けて書いています。場面によっては会話だけで成り立たすという手法も、そこからきていそうです(たぶん)。
一章はこういうふわふわした感じなのですが、二章からは急にガツンガツンとフックやアッパーが飛んできそうです。ちょっと暗い話になっていくのですが、メインの二人のキャラクターがどうにかバランスをとっていってくれそうです。
温かいお言葉ありがとうございました。
心空への応援コメント
彷徨い続けた魂が、やっと安らぎに帰着できたのですね。
幾千の魂の歌声の中で、今までのことが昇華されていくような描写が、素晴らしいです。
作者からの返信
ありがとうございます。
高い塔のような場所で幾千の人々の歌声が聴こえる、というイメージが初めに浮かび、それ以外はほとんど何も決めずに書いていった作品です。作品として荒い箇所は多いですが、自分としてはとても好きな作品で、この物語を描けたことに満足しています。
最後までお読みくださってありがとうございました。
私たちがいつか生まれ変わった先にも、きっとまた素晴らしい人生が待っていると思います。そんな想いを込めて。