バレンタイン
猫と犬が好き
バレンタインSS
とある雪が降りしきる日。
私、吉宮はなは家族に捨てられた。
理由は私にネコミミとシッポがついているから。
私は公園で1人凍えていると「どうしてここにいるんだ? 」と男の人が聞いてきた。
私は家族に捨てられたことを話すと「なら、一緒に来るか? 」と私に聞いてきたので「うん」と頷く。
それから数年後。
今日はバレンタイン。
私はご主人様のためにチョコレートを私の愛情をたっぷり込めて溶かす。
そのせいで私は指に絆創膏が沢山巻かれている。
そして私はご主人様の仕事部屋の前に行く。
「ご主人様、入りますよ」
「いいぞ」
ご主人様から許可が出たので部屋に入る。
「どうしたんだ? 」
「渡したい物があるのでリビングにこれますか? 」
「もちろんいいけど、その指、どうしたんだ? 」
「裁縫する時に針を指に刺してしまいまして」
私は嘘を言うがご主人様は「気をつけなよ? 」と言って納得してくれた。
そして私たちはリビングに行く。
リビングに着くとご主人様が「それで渡したい物ってなんだ? 」と聞いてくる。
私はメイド服を脱いで私の愛情がたっぷり入っているチョコレートを私の身体にかける。
その時、私はくすぐったくて「…んっ」と声をあげてしまう。
かけ終わると、「ご主人様、私を美味しくいただいてください」と言う。
「お前、もしかして…」
「そうです。私がご主人様に渡したいものは、私自身です」
私がそう言うとご主人様は黙り込む。
「ご主人様、どうかしましたか? 」
「お前なぁ! 普通そこはハート型のチョコレートだろ?! 」
「それだとチョコレートしか食べてくれないでしょう!? 私はチョコレートだけではなく、ご主人様に私も食べて欲しいのです! 」
私がそう言うとご主人様は「はぁー」とため息をつくと、「本当にいいんだな? お前の身体にかかったチョコレートとお前自身を美味しくいただいても」と聞いてきたので「いいと言ってます」と答えると私のことをお姫様抱っこして寝室に連れていかれる。
そこで私はお昼から次の日の朝までにゃんにゃん♡しました。
私は死ぬかと思いました♡
その後、「ホワイトデー、期待してますね♪ 」と言うともう1回戦にゃんにゃん♡ しました♡
ふふっ♡ これは妊娠確実ですね♡
ご主人様、逃げちゃダメですよ♡
バレンタイン 猫と犬が好き @nikuoisi
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