最後に登場人物一覧があるので、物語を思い出しつつおさらいのような気分で読みました!史実のことも少し情報が入っているのも嬉しいです(*'ω'*)
映画を一本観終わったようなすごい満足感があります!
戦記物ということで、戦術的な作戦部分での面白さに集中して読むことができました。ヴェロニカさんとパットンさんの頭脳戦みたいな感じもあったし、読み応えがすごかったです。
そういう部分の面白さだけでなく、登場人物をしっかりと人間として描かれていて、敵側なのにパットンさんを応援したくなってしまったり……そこもとても読者としては魅力的に感じました!
本編ではアルフォンソさんとヴェロニカさんの関係は恋愛よりも、上司と部下の信頼関係「人間」としての絆を感じさせられましたが、番外編で初心で可愛い二人が見られてオマケ要素として、とっても楽しませていただきました!
萩原さんの作品は、歴史や軍事関係の知識がある人にとってはクスリと笑えたり、そういう人にだけしっかりと「分かる」という玄人向けの部分があって、でも私のような素人でもしっかりと楽しめるように人間関係の部分も魅力的に書かれていて、そういったバランスがとても良かったと思います!
読書配信へのご応募ありがとうございました!
作者からの返信
読了ありがとうございます。
本作は、スゴイ主人公とスゴイライバルの頭脳戦が描きたいと言うところから始まりましたが、パットンがかなりキャラ立ちしてくれ、好きだと言って頂ける方もいて嬉しい限りです。
主役2人も相当に人間臭くなってくれました。力を分け合って、お互いの無くしたものを取り戻すうち芽生えた恋した。内輪では「純情系バカップル」とか呼ばれてしまっていますが(笑)
いつも頂くみつなつさんの感想は、とても感受性が凄くて物の見方がフラットで、こちらが参考にさせて頂きたいくらいです。
また読書配信の募集があれば是非応募させて頂きたいと思いますm(__)m
面白かったです!
なるほど熱い戦記物だなと。
一点だけ、ナパームを使う作戦を密かに進めていた参謀のシーンだけ、あれだけ戦果をあげながらパットンとのやりとりで自身の不遜なキャラを貫いてしまったがゆえに散々な扱いだったのは気になりました。パットンだったら戦果のあとで、うまく参謀を担いで取り込んでしまいそうな気がします。
こうやって、書かれてないことも妄想するくらいに、いいキャラクターが描けてると思います。
いやー楽しかった。
作者からの返信
ありがとうございます! 熱い戦記物頂きました(`・ω・´)ゞ
パットンと参謀はそうですね。かなり相容れない存在なのですが、その辺りをもうちょっと対比させるべきだったかも知れません。多分パットンがやろうとしてもファビオが止めましたかね。バックボーンが厄介なので、下手に関わるなと。
キャラクターを評価頂いてるのは、本当に嬉しいです。最近悩んで暗中模索しているだけに。
素敵な感想に、とても励ましていただきました。