編集済
おおう、なるほど、こうきたか、からのラスト。とても好きです。
直人くんは初めからわかっていて、真紀ちゃんは初見で似ているなと思っていたんですね……。いや、ふたりが互いをわかっていると判断してからのぎこちなさも良かったですし、直人くんの『別に』の態度も納得ですし……うん、とても楽しかったです!
作者からの返信
呂兎来さん、コメントありがとうございます!
色々と読み取って頂けたみたいで、とても有難いです。今回は書き過ぎないように気を付けていたので、少しは上手く出来た、のでしょうか。
それにしても、本当にこの二人は。出会い頭にぎゅってしていれば、大体の問題が解決したんでしょうが 笑
「だってさっき、他の人はみんな授業受けてた。なのに、おば……」
「お姉さん」
「……さんはコーヒー飲んでブラブラしてたし。説教する資格なくない?」
「それがあるんだな。何故なら大学生は自分で時間割を決められるから」
「え、なにそれ卑怯だ。それなら俺だって午前中はずっと寝てたい」
「君も大学生になったらそうすれば? でもまずは入試、テストね。難しいよ? 志望した大学全部落ちたら、次の年まで無職だしね」
「偉そうに。そう言うお……」
「ねえさん」
「……こそ、落ちずに合格できたの?」
「うるっさいわね。最終的に合格すりゃ良いのよ」
ここのやりとりのテンポの良さが好きだなって、思っていたら、二人ともトマトが苦手なところも全部伏線だったんだなって知って脱帽しました。
あなぐまさんすげぇや…!
二人の傷が明かされていく過程で、ぐっと胸が詰まるものがありましたが、教授を通して二人が二人の新しい関係を見つけられたらいいなと思いました。
個人的に、教授可愛くて好きです!
作者からの返信
美澄さん、コメントありがとうございます!
やりとりが良いと言って下さって嬉しいです。あとトマトに気付いてくれたのも。遺伝の一言では片付きませんが、どこか似ている二人なのでした。序盤で素性もバレてましたし「全然変わってないな……」とか互いに思っていたんでしょうね(笑)
そして教授。何故皆さんに好かれるキャラになったのか……
「おねショタだ〜( ◜ᴗ◝ )( ◜ᴗ◝ )( ◜ᴗ◝ )ぐへへへへ~~~~」って思って読み進めながら終盤に差し掛かったところで己を恥じました、え、尊、なんかこう、尊いの種類がなんかこう、浄化される系の、え、なにこれ(語彙よこい)
わあ、すごい、どうしよう、ありがとうございます、わたしの汚れた心を浄化してくれて…(深々)
作者からの返信
umekob.さん、コメントありがとうございます!
本当にもう、普通のおねショタで良かった筈なのですが、プロットで指定されていた「傷」を拡大解釈した結果こうなりました。でも喜んで頂いて嬉しいです。どうか二人が、幸せになりますように。
あなぐまさんは大変に執筆に苦労していたかと思いますが、やっぱり好きだなあこれ…の気持ちです…笑
もうあの、細かいところはお伝えしたとおりなんで省きますけど、まあほらアレだ好きなんだよ伝われ(念
>蜥蜴の骨にも劣ると思うと何やら腹立たしい。
本編とは関係ないですが、ここの表現も良き!男女の興味の差が如実に現れてていいですよね笑
てか、改めて読み返すと、「従兄弟の子供」っていう表現がクるな…胸にね…うっ…(涙
とりあえず私は本当に教授が好きなんで…煮詰まってる時って、意外と第三者が助けてくれるものなんだよな…っていう…いや、助けるというほどのものでもなくて、さりげなく船をだすっていうか…あのそういう…(ろくろまわし
ぜひ、真紀さんと直人くんには教授室で仲を深めていってほしい……という祈りをこめつつ、あなぐまさんの次回作にも期待していますb
作者からの返信
湊波さん、コメントありがとうございます!
従兄弟の子供、最初は何気なく真紀に言わせましたが、その時の直人の表情を想像して、やべっ、ってなってました。背中に庇って真紀からは見えなかったでしょうが、どんな顔をしていたんでしょう……。
あと、はい、次回作も頑張ります。人間不信の権化のような女性捜査官が主人公なので、少し暗い話にもなると思いますが、熊は基本的にハッピーエンドが好きなので大丈夫な筈です。因みにメリバはハッピーに含まれる事とします。
いや……まってくださいあなぐまさん……冬の夜に読むもんじゃない……良すぎて雪に埋まった……
ええーーーーーーなにーーーどうしよう、直人くん……えーーーー……!!!!!(大号泣
真紀さんは周りの大人たちに甘えさせてもらえなかったり、優しくしてもらえなくて、いっぱいいっぱいだったんですね
仕方がないの一言では片付かないことがたくさん重なって、二人が引き裂かれてしまって。
成長した直人くんとちょっと摺れてしまったけれどきちんと大人になった真紀さん
二人でこれから『親子』としてやっていけたらいいのになぁと、やっぱり願ってしまいますね
ご馳走さまでした……!!泣
作者からの返信
佑佳さん、コメントありがとうございます!
本編の趣旨とは関係がなかったので二人の境遇について詳細に描写はしませんでしたが、きっと沢山の事があったのでしょう。
彼等の関係は、世間一般で言うところの物とは少し違った形になると思いますが、幸せになって欲しいですね。
なんだかほっこりする秋の物語ですね。
最後の一幕で二人の道筋が一瞬で結びつくのが何とも言えません。
二人の人の道を示した素敵な作品だと思いました。
作者からの返信
アレセイアさん、コメントありがとうございます!
読んで頂けていたとは、しかもほっこりとは素敵な表現ですね。秋にしたのは、手を繋いでいて一番体温が嬉しく感じられる時期を考えていたからでした。冬は寒すぎますし、春は雰囲気からして既に暖かいですから。
夏とかは熱すぎて二人が普通に手を離してしまいそう(笑)