妄想雑記

枯れた梅の木

第1話

 (注意!これは妄想です)


 さっそくですが最近はやりのウイルスとワクチンについて、妄想を語りたいと思います。


 皆さんご存知のとおりウイルスの変異にともなって、さまざまなワクチンが開発され、ウイルスによる重症死亡者数は激減しました。


 まずは安心、と言いたいところですが、妄想狂の私個人は楽観視していません。


 なぜならウイルスが弱毒になったとは言え、感染力は爆発的に上がりました。その結果ワクチンを複数回打つことが推奨されるようになり、このまま行けばウイルスが変異するたびに、ワクチン接種が求められるようになるでしょう。


 これは記憶ちがいかも知れませんが、専門家大先生の一部には、ワクチンを2回打てば免疫は一生保たれる、そんなことを公言していた大先生もいました。


 しかしワクチンの効果は大先生が公言した一生から、8ヶ月、6ヶ月、3ヶ月とだんだん短縮され、効果が薄れるたびにワクチン接種を求められるようになりました。


 [現在、その一生派の大先生はメディアの露出が減ったのか、それとも今でも公言したことをスルーしながら、専門家として格メディアでウイルスやワクチンについて語っているのかは知りませんが、公言したことを確認するため、ニャンコ探偵団が捜索中とのこと]


 2022年2月11日現在の情報では、ワクチン先行国のイスラエルでは4回目が始まっているとかいないとか。イスラエルでは重症死亡率は下がっても、感染者数が抑えられずに、感染者数の増加にともなって、率は低くても重症死亡者数は増えています。


 国民の大半がワクチン2、3回以上打っているにもかかわらず。


 これは補足ですが、なぜイスラエルを例にするかと言えば、ワクチン接種率が低い国だと、専門家大先生方の言い訳やクレームが発生しそうなので、私の妄想雑記には参考にならないと感じたからです。


 ウイルスに対処できないのは、ワクチン接種率が低いからだ低いからだと、何度も聞いたから。


 で、ここで話は少し路線変更しますが、この先ウイルスがどのようになるか妄想したいと思います。


 生物や植物の中には毒を持つ者がいます。


 毒蛇とかトリカブトとか色々ありますが。


 毒蛇などは獲物を捕食するため毒を保有している、と妄想できるため今回は植物を対象にウイルスの今後を図りたいと思います。


 食虫植物などの例外をのぞいて、植物が毒を持つのはなんのためでしょうか?


 単純に妄想するなら天敵から身を守るため、そう考えるのが自然でしょう。


 土中や水分に毒の成分が含まれていたため、毒を保有するようになった、とか突っ込みが入るかも知れません。それに対する反論も用意していますが、そんな突っ込みにいちいち反論していてはキリがないので、今回はとりあえず一方的に書き続けます。


 文句のある人はカクヨム運営様に訴えてください。僕は知りません。


 つまり植物は生態系の食物連鎖で、下位に位置する弱者だから、一部の植物は天敵に駆逐されるのが嫌で、毒を保有して防衛するようになった。


 こう仮定します。


 そこでウイルスはどうでしょう?


 ウイルスが生態系の弱者か強者かは置いといて、ウイルスにとっての敵とは誰でしょうか?


 ここで簡単に妄想できるのが、そう、我らが人類、もっと狭く表現すれば医学です。


 ワクチンや抗ウイルス薬などで、ウイルスたちを駆逐し攻撃しているのは、何を隠そう、我らが人類代表の医学であり、それに関わる大先生様方なワケです。


 あくまで妄想ですよ。


 そしてウイルスとの戦いを戦争で例えるなら、主戦場は人体であり、ワクチンや抗ウイルス薬とウイルスがドンパチやっているのが、個人個人の体内ってことになります。


 ここで重要なのが、ウイルスが強者か弱者かってこと。


 もしウイルスが強者なら戦争を仕掛けた方は、無能な権力者か将軍ってことになる。負けるとわかっていて戦争を仕掛けたのだから。


 強者の表現にも色々あるが、多少の強者なら戦術や戦略をもって対応が可能だ。しかし圧倒的強者なら話は別、ちょっとやられたぐらいで反撃するのは愚の骨頂。


 強者に歩み寄るか貢物をするか、ただひたすら逃げる謝る、そのように回避するための方策を練るのが、有能な弱者のとるべき道だ。


 歴史上、無能ほど回避するための能力が低いことは証明されている。


 さて、もしウイルスが弱者なら、弱者のウイルスは自分達を防衛するため、さまざまな方法を模索する。それが毒だったり増殖だったり無限変異だったり、現在のウイルスを見ればわかるだろう。


 そこで現状のワクチンはウイルスにどれだけ効果があるか?


 残念ながら毒性だけ抑えている、増殖や無限変異にはまったく無力どころか、これは妄想がだ、ウイルスの猛反撃を増長しているかにすら見える。


 とうぜん妄想だぞ。


 動物実験と善意の治験による人体実験をくりかえし、莫大な費用をかけて開発された、医学界の最強兵器である人工物のワクチンが、ウイルスなんて言う小さい小さい野郎相手に、増殖も無限変異も抑えられないのだから、大問題だと妄想狂の私などは思う。


 なぜ問題かと言えば、ウイルスが毒性を弱毒にできるのならば、強毒にできることも簡単だろうから。


 単に時間の問題ではないか?


 感染と変異を抑えられないのであれば、いつウイルスが強毒の引き金トリガーを引いても、おかしくない状態だと認識している。


 つまりだ、人類はまな板の上の魚、そう表現することもできるのでは? 


 読者の中にはご存知の人もいるかも知れないが、細菌の中には薬がいっさい効かない、多剤耐性菌などが存在する。


 これって薬を散々使用したあげく、細菌を破滅的に強くしてしまった悪例とも言えるだろう。


 もちろん妄想だぞい。


 それと同じ現象がウイルスでは発生しない、と誰が断言できるだろうか?


 まあ、専門家大先生なら断言するんだろうな、責任を負うってことも含めて。


 ちなみに私の責任はナノレベルほどしかない、だって一般人だから。


 ナノレベルはあるけどね。


 

 とにかく色々言ったけど、説明の趣旨を理解できる人は理解してくれたと、勝手に思っている。


 ウイルスは地球の草創期から地球と共にあり、想像を絶する弱肉強食の中を生き残ってきた、最強の有機物だと、私は認識している。


 そしてそんな、ごく微粒子の有機物で構成されているのが、人間や森羅万象の生き物たちだ。


 自分達を構成している、地球の番人みたいな存在に戦争を仕掛けておいて、無責任でいられるほど、専門家大先生方は狂人ではないだろう。


 と私などは考えている。


 ちゃんとウイルス戦争に対する結末も想定し、世の中を良い方向へと導いてくれると信じたい。



 最後にウイルスの一匹一匹は脆弱だけど、彼らの目的は個の生存じゃない、種の生存であり、もっと極論すれば地球のバランスを保つ存在だと考えている。


 そのことに少しでも早く気づくことを念願して、今回は筆を置くことにする。


  




 



 

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妄想雑記 枯れた梅の木 @murasaki123

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