涙が・・・
失った息子を思う父・悪四郎の気持ちも、新六の気持ちも痛いほど伝わってきます。
憎しみと恨みに突き動かされた悪四郎ですが、新六が戦場で与一を討った時、それは敵味方に分かれていたゆえ、なんですよね。
そんな理屈が子を思う親に通じないのは分かりますが、悪四郎が新六を斬らなくてよかったです。
与一が成仏できなかったのは、あまりに恨みに苦しむ父を思ってのことだったんじゃないかな・・・
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
ああ、なんということか……「改行入れ作業」、この回だけ抜けてましたね! すみませんっっ
「与一が成仏できなかったのは、あまりに恨みに苦しむ父を思ってのこと」……そうだと思います。たとえ亡くなっても、心は交流している……言ってみれば、そんな感じです^^
悪四郎の悲しみ、無念がひしひしと伝わってきました。
新六の態度も立派です。与一も立派です。
彼らには、それぞれの立場があります。どちらも正義なんですよね。
落涙の章でした…。
作者からの返信
内藤ふでばこさん、コメントありがとうございます!
そして、深く読み込んでくださって、ありがとうございます!!
今、自分も読み返してみて、かれらの極限状態に思いを馳せました。尋常の精神状態ではいられぬ状況に、追い込まれてしまった人々。……そうであるからこそ、真摯に、かれらは仏道を追い求めてゆくのでしょう。。。