ここにきて主人公の景義殿が活躍。
景義が主人公なのですよね――頼朝ではなく。
勘、は確かに理論的に言えば、相手の目の動きなどを観察しているのかも知れません。
でも複数の情報を一瞬に結合させ答えを導くもの。
景義の言葉には重みがありますね。
前話の馬との絆、本筋に関係ないとは思いますが、グッときました。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
……そう、実は、景義が主人公だったんです(笑)
景義という人は、論よりも、勘(動物的直観)を大切にする。
そして、馬などの動物と心を通い合わせる。
人生において、けっこう見失いがちな、自然や動物といった側面を大切に生きている人なんだと思います。
……余談ですが、僕の叔父が、熟練の馬乗りで、「自分にぴったりの馬に出会うことが、どれほど難しく、どれほど幸せなことか……」と、語っておりました。
その叔父の言葉を、そのまま使わせてもらってます^^
「勘とは心に光を感じる感覚。不安とは心に重さや暗さを感じること」
名言ですね。心に刺さりました。
これは、大庭景義さんのセリフですが、花純さんが生み出した言葉なのでしょうか?
手帳に書き留めておきます!
作者からの返信
内藤ふでばこさん、コメントありがとうございます!
花純の言葉です。笑
自分は、「人生は本来、善良なもの」と考えていて、なぜそうならない場合があるかというと、コース取りを間違えるからだと思っています。コースの指針になるのが、ここでいう「勘」です。
その人の人生は、その人が幸せになるためのすべてを知っていて、それを光、明るさ、楽しさ、軽さで教えてくれる。しかし大概の場合、人は自分の心の導きに従わず、不安、重さ、暗さを指針にしてしまう。
……というのが、この物語の裏テーマになっています。
重要ポイントである「勘」を取りあげてくださり、ありがとうございます✧*。✧*。