八十九 翠令、姫宮の凱旋に従う(三)への応援コメント
リアルタイムでないのが申し訳ないですが、完結おめでとうございます!
翠令が東へ向かって以降、手に汗握りっぱなしでした。
政を私物化せんとする独善者は倒れ(当人にはその意識はなかったであろうところが恐ろしいですが)、戻られた姫宮は近く帝位を譲られるでしょう。その後、新たな世がどう作られていくか、とても楽しみです(女性向け作品への感想としては場違いかしら・汗)
白狼と真珠の君にも幸あれと、そう願わずにはいられません。正真正銘のいい男といい女だもんなあ……。
もちろん翠令と佳卓も。二人とも今後はいろいろと大変なことになるでしょうが、まあ頑張っていただきたい(笑)
何を言っても「意余りて言葉足らず」にしかならないという己の語彙力のなさが恨めしいですが、せめて最後に。
このお話を読むのが毎朝の楽しみでした! 本当にありがとうございました!
作者からの返信
長いお話ですのに、最後までお読みいただき本当にありがとうございます!
翠令の東国行からは私も書き疲れておりましたが、人様にお読みいただける形になって良かったです。
独善者はホント自分が善だと思っているだけに厄介なんですよね……。姫宮は帰京後、今上帝にあたたかく成長を見守られつつ、帝王学を学んでいく予定です。
白狼と真珠の君は錦濤で仲睦まじい夫婦として過ごします。白狼は翠令の父に雇われて、荒くれ者の海の男達をまとめていく仕事があって、真珠の君は読み書きや行儀作法を周囲に教えて過ごす……なんて将来像をイメージしています。
翠令達にも困難は降りかかってくると思いますが、翠令は直情径行に正面突破、佳卓が奇計奇策と持ち味が違うだけに二人で力を合わせて乗り切って行けると思います。頑張って欲しいですねw
いつも的を射たご感想をありがとうございました。
書き手として読み手様に楽しんで頂けることほど嬉しいものはありません。こちらこそ心から感謝申し上げます。ありがとうございました!
八十五 翠令、承明門で待つ(二)への応援コメント
超の付くハラハラ展開ですねぇ。
前回からですけど、あの下衆野郎、ここで出てくるとは……。
しかもビャクを蹴り飛ばしてますし。わんこ好きとして絶許ですね。
気持ち的には、翠令、そいつの頭射抜いて、どうぞ。ってなってます(実際にやったら大問題ですけど・笑)
作者からの返信
ハラハラお楽しみいただけていらっしゃるようでしたら嬉しいです。
下衆野郎について近況ノートに書いたことがありますが、こういう小悪党はいろいろ使い道があって便利ですw
ビャクを蹴ることで憎たらしさマシマシですねw
七十七 翠令、策を授けられるへの応援コメント
ああ、この二人もまた「尊い」……。
「近衛大将ノ大詐術」、タイトル回収回ですね。いつにも増して濃密な一話でした。
しかし翠令、とんでもない大仕事です。まだ体が治りきっていないというのに……。
一読者としては「皆のために頑張ってくれ」と思うことしかできないのが辛いところです(ハッピーエンドを迎えるとわかっているからこそかもしれませんが)
作者からの返信
白狼と竹の宮の姫君の方が存在感があって、頂くご感想でも言及されることが多いので、翠令と佳卓にも目を留めていただけて嬉しいです!
タイトルは書き上げてから「どんなんにしよう?」と迷っていて、「この場面からこのタイトルを採用した」というインパクトが薄いかな~と思っていました。これもお気づき下さり有難うございます。
翠令はここが踏ん張りどころですが、京に戻れば色んな人と助け合って佳卓の奇策を実現しますよ~。
七十五 翠令、佳卓の悩む姿を見るへの応援コメント
――!!(言葉にならない模様)
ついにその時が来ましたね。しかも佳卓の口から。
国が、朝廷がどうなるかそれはそれとして、若い二人に年甲斐もなく興奮?してしまいました(親戚のおじさんみたいな感じで)
それにしても、ついに七十五話までたどり着きました。思えば遠くへ来たような感慨もありますし、あと十五話しかないのかという寂しさもありますし……。
最後まで、心して読ませていただきますm(_ _)m
作者からの返信
そうなんです、その時が来ましたw 次回も若い二人がじれじれ致しますよ~。
佳卓は気障な男を気取ろうとするし、翠令は直情径行な性格で……。
その後、国や朝廷についてもどうするか、どうなるか話が続きます。
長々とした小説にお付き合いして下さり本当にありがとうございます。m(_ _)m
あと十五話ですが、きちんとハッピーエンドを迎えますので、楽しくお読みいただければ幸いです。
七十二 翠令、倒れるへの応援コメント
体調は最悪、言葉は通じない、見た目は怪しい、相手は子供……
悪循環に嵌まってますね……orz
佳卓と会えれば翠令個人の環境は改善されるでしょうが、一人で戻って来られても朝廷の状況にどれだけ影響を与えられるか……
そして心身共にぼろぼろの翠令を見て、辛いと素直に思う自分と、最終的なカタルシスのためにはこういう強いストレスが必要だよなと冷静に考える自分がいるという……
書き手やってると、100%物語に入り込むことがなかなかできませんね(苦笑)
(お話はとても面白く読ませていただいておりますよ!)
作者からの返信
そうなんです。翠令の窮地です。
そして、最終的なカタルシスのためには、ここで翠令にヒドイ目に遭ってもらわないと、という構成上の「仕込み」ですw
おっしゃるとおり、書き手をやっていると、小説を読んでいても「この小説のここは、作者のどのような意図で書かれているのだろう?」と探ってしまって、入り込めなくなりますよね。
ちなみに。
私が登場人物に何か不幸を設定すると、自分や家族に同じような出来事が起きてしまうという妙なジンクスがあるので、今回は「発熱」にしております。(最初は『十二国記』の李斎みたいに四肢を欠損するとか考えてました……)
六十八 翠令、竹の宮の姫君にお会いする(二)への応援コメント
人は変わる、変われる……。
変わろうとする者、しない者、その対比が素晴らしい回でした。
姫宮だけでなく、白狼と触れ合った竹の宮の姫君もまた、人の上に立つ者としてふさわしい輝きを放つようになられた。そう感じました(偉そうな言い方に感じられましたら申し訳ありません)。
……なんか最後でお兄ちゃんに豪速球が飛んできましたけど、父の考えと自分の考えは違うって言ってたし、頑張って「こっち側」だと表明してほしいなーって(汗)
作者からの返信
全然偉そうじゃないですよー! 人は(まともな人は)、他者とのコミュニケーションで豊かに変わっていくものというのが、私の書くもののテーマなんです……。テーマを伝えようとして説教臭くないかと心配していた箇所なので、このようなご感想嬉しいです。
姫君は白狼が「奥底に気概のある」と評した女君です。これからも強く輝いていきます!
お兄ちゃんも左大臣家の嫡男として出来ないことはできないときっぱり断りますが、できることは協力してくれますよ~。あの佳卓のお兄ちゃんですから……。
六十二 翠令、政変に直面する(二)への応援コメント
いやー、反吐が出ますね(褒め言葉)。
「自分が考える理想の宮中」にするためなら、誰がどれだけ傷つこうが命を落とそうが気にもしない。
そろそろ円偉に「自分が悪だと気付いていない最もドス黒い悪」の称号を贈りたくなってきました。
>「お前は一見何の色香もないが、きっとその女童の呪法で佳卓を誑かしたんだ!」
ちょw ひっどw いやまあ僕も翠令に色気あるイメージないですけど(汗)
作者からの返信
ありがとうございます。おっしゃるとおり、円偉は円偉で自分こそが正義だと思っており、その歪んだ正義感が反吐が出るほどムカつくおっさんなんですよ……。
翠令は武人だけあってキリッとした女性です。でも、女のくせに武人なんかと思っている連中には「女の出来損ない」くらいにしか思ってない……という設定です。
でも、佳卓が翠令の美質をちゃんとわかってるからいいんですよw
五十八 白狼、佳卓に掴みかかる(二)への応援コメント
。゚(゚´Д`゚)゜。ウァァァン
いや、ちょっと、前話は「泣けてくるわこれ」で済んだんですが、今回に至っては目から桂川の水が……。
まったく、四十代半ばのミドルエイジ()を泣かせてどうしようってんですか!
【どうもしねーよ】
「人の恋路を邪魔する奴は馬に蹴られて死んじまえ」とは言いますが……
ちょっと大宛国行って天馬探してきます。五十頭くらい。
【落ち着け】
作者からの返信
四十半ばでいらしたんですねw 大人の読者様のお心を動かすことができて、書き手としては妙な達成感?がございますw
今回は佳卓がフォローに回っており、今は逆上している白狼も落ち着いたらその恩にちゃんと報いようとします。で、お話が動きます。
フェルガナまで行って来られてもいいですが、その前に円偉の企ては挫かれますのでご安心して下さいね!
五十七 白狼、佳卓に掴みかかる(一)への応援コメント
。・゚・(ノД`)・゚・。
白狼と姫君が、もうなんて言ったらいいやら……。
齢をとると涙腺が緩くなって困ります(苦笑)
作者からの返信
ここは読み手様に涙で袖を絞っていただきたく書いておりましたシーンですので、このようなリアクションありがとうございます!
でも、安心して下さい、ハッピーエンドですよw
五十五 翠令、下級の文官を案内する(一)への応援コメント
前話までは「ん~、独善マン円偉が先手を打ってきたねえ」なんてのんきに構えていたんですが、白狼殺害計画は穏やかじゃないですね。
続きは気になるし、一気に読みたいんだけど、ゆっくりじっくり楽しみたいとも思うジレンマ……
作者からの返信
白狼殺害計画は独善マンの円偉にとっては「害虫を取り除く」くらいの軽いものなのですが、もちろん佳卓たちにとっては重大事です。姫君にとってもです……。
じっくりお読みいただいても、一気読みでも書き手としてはとても嬉しいです!お楽しみ頂ければ幸いです!
四十九 円偉、憤る(二)への応援コメント
>「姫君はお心を病まれていらっしゃる。正気でないので奇妙な行動をなさるのだろう」
前半はまだしも、後半は仮にも「初恋の相手」に対する言葉かと……。思いやりというものがなさすぎます。
薄々感じてはいましたが、やっぱりこいつ、「美しいものが好きな自分が好き」なだけでしたね。
こんな奴に「あの方が私の初恋だったのだよ」みたいに語られたら、初恋が金属バット持って殴り込んできますわ。
作者からの返信
そう、おっしゃるとおり円偉は「美しいものが好きな自分が好き」なだけなんですよ! 言い得て妙な表現です!
円偉は「美しい初恋」と思ってますし、周囲にもそう思わせていますが、竹の宮の姫君の方は特別円偉に何の関心もなく、そんな風に言われたところで「きんもーっ☆」なんですけれどねw
第三部では「自分が大好き円偉」の策略と、それを乗り越える主人公サイドの物語です。どうかお楽しみいただければ幸いです。
四十七 白狼、佳卓に頭を下げる(二)への応援コメント
もし円偉と姫君が同世代だったなら、「竹の宮の姫君は円偉の初恋の相手」と聞いても「子供の頃の淡い思い出だったんだね」で終わるんでしょうが、十年前だと円偉も二十代後半くらいでしょうか。
それで初恋って、欲望的なものが混じらないはずもなく……。というか、混じらないならただ可愛らしいと思って終わりでしょうし。
しかも、姫君が竹の宮に篭もるようになった経緯が経緯だというのに、佳卓でさえ「なんとなく四角四面な円偉殿の悲恋という感じでとらえていた」ということは、隠そうとすらしていなかったんでしょうね。むしろ自分から言ってた?
なんかもう、絶望的なものしか感じません。いい年こいて自分に酔ってるだけじゃないのこいつ。
姫君と白狼にハッピーエンドが来る日を、読み進めながら期待して待っています。
中華ファンタジーの方も楽しみにしてます!
作者からの返信
円偉と姫君はその年齢差からして、どこか「いびつ」です。
第3部に入る前に、円偉の独白があります。円偉が自分の言い分を語っております。。先帝や猥談好きの下衆と違ってプラトニックと言っていえなくもないんですが……。じゃあ、美しいかと言うとそうでもなく、別の意味で病理的というか……な感じです。
円偉の独白にもあるように、本人は自分の竹の宮の姫君への気持ちを美しいと思っているので、周囲にも駄々漏らしだったと思います。「自分に酔ってる」というのは全くその通りです!気持ち悪いんですよ、彼は。
ハッピーエンドまで長いお話が続きますが、最後までお付き合いいただければ幸いです!
四十六 白狼、佳卓に頭を下げる(一)への応援コメント
>つまり……私はただカマをかけただけだよ
や! ら! れ! たー!(爆笑)
いやー、佳卓様が説明してた時は、「さすがによく調べてんなあ」としか思ってませんでしたよ(笑)
その癖が本当にあるなら、先に地の文で触れてますもんねえ(←単純な奴)
しかし、姫君のために自分の気持ちを隠し通そうとする白狼、かっこいいんだけど哀しい……。
彼を主人公にしたスピンオフが見たくなってきました。
作者からの返信
白狼と一緒に佳卓の詐術にかかっていただきありがとうございますw
白狼の物語は第三部でも続くのでお楽しみいただければ幸いです。最後はハッピーエンドです!
スピンオフではありませんが、現在書いている中華ファンタジーの男性キャラが、この錦濤宮の白狼と同じ系譜かなあと思っています(一人称が俺で、女性を「あんた」と呼ぶとか……)。
投稿をはじめたらこちらもお読みいただければと思います。
四十二 白狼、字を習うへの応援コメント
い、いったい何だ、二人を見ていて湧き上がってくるこの気持ちは……。
もしかして、これが遠江、じゃなくて「尊み」……?
(念のためググりましたw)
作者からの返信
他の方にもこの二人を「尊い」と言って頂いたことがあります(有難いことです)。
「尊い」という言葉のこういう用例、最近ですよね。別サイトでのことですが、初めてご感想に「尊いです」と表現された時は、へ?と驚き、すごく恐縮しましたw
四十一 白狼、己を語るへの応援コメント
第二部に入って、元々高かった僕の中の白狼株が、最高値(さいたかね)を更新し続けております。
ほんっと“いい男”ですよ彼は……(感嘆のため息)
作者からの返信
ありがとうございます。男性読者様にそうおっしゃっていただけると嬉しいです! こんな「いい男」と出あえたことで姫君の止まっていた時間が動きだし……これからもドラマティックに話が進んでいきますので、お楽しみいただければと思います!
三十七 白狼、姫君の苦境を知るへの応援コメント
きつすぎる……。
当人には何の落ち度もないのに、たった十歳でケダモノに襲われ、竹の宮に居を移しても味方はおらず、自分を嫌う男しか安心できないって……。
姫君が何したってのよ。゚(゚´Д`゚)゜。
それだけに、白狼の器の大きさが際立ちますね。昨日あんなことを言われたってのに。漢だ。
とりあえず、例の下衆野郎は去勢でもすればいいと思います(怒)
作者からの返信
そうなんです。竹の宮の姫君は、ただ見た目が美しかったというだけで辛酸をなめて来た人生だったんです……。
そんな姫君が白狼と出会ったことで自分の人生を取り戻していきます。白狼のキャラが光ります!
下衆野郎はチマチマ悪事を働くんですが、最後の最後でギャフンと言わせますよ!
三十五 白狼、同行者に辟易するへの応援コメント
近況ノートも拝読しましたが、時と場所をわきまえず猥談垂れ流してくる人って、本当に困り者ですね……
そういうのは、誰かの家で飲み会やってる時だけにしていただきたい。
まあ僕は、飲み会だとしても友人知人の生々しい話とか聞きたくないタイプですが……
それにしても白狼、よく下衆野郎相手に耐えて、空気を悪くしないようジョークで流せましたね。
もちろん仕事で来てるからでしょうが、偉い! よくやった!
立場が人を作るって、こういうことなんでしょうね。
作者からの返信
そう、男性にも吾妻様のような方はそれなりにいらっしゃると思うんですよ(と信じて、作中に取り入れましたし)。だけど、猥談が好きな側は「固いこというなよぉ~」と自分の方が「世間の本音を語っている」という妙な自負がありますよね。こっちは迷惑なんですが。
白狼は何かと気遣いのできる男なんです! だてに盗賊の頭目だっただけではないというか。第二部は彼のモノローグで進みます。お楽しみいただければ幸いです!
三十三 翠令、白狼の噂を聞く(二)への応援コメント
>身分差を考えればそもそも接点自体が全くない
そうなんですよね。メンタル面はともかく、境遇としては白狼が手を差し伸べる動機もなさそうですし。
とはいえ、火のない所に煙は立たないと言いますが、何もないところに付け火して騒ぎ立てる輩もいますからね……。
間の悪い偶然が重なっただけなのか、それとも……。
しっかし、白狼は男前ですなあ。そりゃ民衆に人気も出ますし男女問わず惚れますよ(もちろん意味合いは微妙に異なりますが・笑)
作者からの返信
京の都で翠令や卓瑛たちが想像する限り、竹の宮の姫君と白狼には接点はなさそうなのですが……。竹の宮で何が起こっているのか、第二部で綴ってまいります。
書き手の私も好きなところですし、女性の読み手様にも第二部がお好きな方が多いようです。
白狼は、女性の書き手の私が想像する「男臭い」キャラですが、男性の読み手様にも好意的に受け止めていただいているようで、安心しました!
三十二 翠令、白狼の噂を聞く(一)への応援コメント
前半:
謹慎処分in昭陽舎! 佳卓様GJ!
後半:
いろいろタイミング悪いなー! でもこれヤバいよヤバいよ(某出川氏風)
というか、知り合いの知り合いの恋仲の女の姉って伝言ゲーム感がすごいんですが(笑)
それにしても、ジェットコースター感といいますか、落差を付けて読者を引き込む手腕が本当にお見事です。
今まで後宮物にはとんと興味がなかったんですが(そも女性向けですし)、みんなこういう感じなんでしょうか。
それともこの作品が格別に面白いのか……
作者からの返信
佳卓さまGJなんですよ。最終場面でも「詐術」を働いて貰うので、ここで、頭が切れるような描写を挟んでおりますw 伏線?といいますか……。
「知り合いの知り合いの恋仲の女の姉」は、おっしゃるとおり、伝言につぐ伝言で回ってきた感じを表しております! それだけ噂が広く行き渡っている(そして微妙に事実と異なる)感じです。
読み手様に物語に入り込んでもらおうと心がけているので、ジェットコースターとのお言葉を頂けて嬉しいです。過分なお褒めをありがとうございます。
後宮物は皆さまお上手ですよ~。特に中華後宮物は書く方も多くて、食べ物や装飾品の描写がゴージャスです(拙作はわりと地味な方だと思いますw)。
鷲生も現在中華ファンタジーに取り組んでおります。また公開しましたらお読みいただければ幸いです(その前にこの錦濤宮、まだ第二部、第三部と続きますが、どうぞ最終回までお付き合いくださいませ……長くてすみません)。
編集済
三十一 翠令、謹慎を命じられる(二)への応援コメント
円偉一派から透けて見えるどころか露骨に見える、姫宮への子供扱い。
というより、「子供でなくてはならない」という決めつけと押しつけ。
さらには、「月のもの」がどうのという言い草……。
過去分や近況ノートで何度かコメントさせていただきましたが、頑迷固陋を通り越して、ほんんんんっ当に気持ち悪いですねこいつら!
(鷲生様に対しては褒め言葉ですので……汗)
まあ、僕はキン肉マンや北斗の拳で育った世代なので、「男たるもの彼らのようであるべし」な価値観なのは確かですが(苦笑)
追記:
キン肉マンや北斗の拳について、少々誤解を招きかねない表現だったようで、申し訳ありません。
僕の中の「ヒーロー像の基本形」というものが、「強さと優しさと熱さと筋肉を兼ね備えた漢(おとこ)」というものでして。
それは彼らを見、憧れて育ったからであり、それこそ円偉一派とは正反対……という意味でした。
いずれにしても、女性向け作品でコメントすることではありませんでしたね(滝汗)
作者からの返信
「子どもでなくてはならない」という表現は私は思いつかなかったんですが、確かにそうですね。小馬鹿にしている相手に脅威を感じると「子どものくせに」と侮る気持ちがむくむく頭をもたげ、そして子ども扱いに転じ、そして、彼らにとっては「子どもでなくてはならない」ので押しつけがましくなるんですね……。
おっしゃるとおり、気持ち悪ぅ~な野郎どもなんですよ。その描写が伝わっているようで嬉しいwです。私には最高の褒めことばです!
キン肉マンや北斗の拳ってそうなんですか(女性向けでないのできちんと見たことないんです)。昔のエンタメとかって、今の感覚からすると「え?」と驚くような内容を含んでたりしますよね……。
三十 翠令、謹慎を命じられる(一)への応援コメント
い、い、胃が痛くなる……
姫宮、「常識」が違うんですよそいつらとは……
作者からの返信
そうなんです! 「常識」が違うんです……
「常識」ですから、彼らはそれを疑うことなく、ずーっとそのまんまなんですよ……
二十三 翠令、弓を習うへの応援コメント
なんかもう……、男として翠令にゴメンナサイしたくなる……
そしてその分、佳卓様の好感度が爆上がりしていく(笑)
作者からの返信
男性の読み手様にそう思って頂けてホッとしております。
そう、佳卓はイイ男なんですよw 書き手の意図を汲み取って下さりとても嬉しいです!
十九 翠令、街へ出るへの応援コメント
正智おじいちゃん、すごく好きなキャラなので、円偉一派(当人は派閥を作っている意識はないんでしょうが)がなおさら「うぜえ……」と感じてしまいます(苦笑)
しっかし佳卓様ってばノリノリですな(笑) まあ姫宮が笑顔になられるのなら全て良し。
作者からの返信
あちこちで書いているんですが、この「錦濤宮」は、中華ファンタジーの「十二国記」の戴国メンバーを下敷きにしておりまして。「正頼」がモデルです。十二国記の正頼もいいキャラですよね!
円偉一派は、おっしゃる通りウザイですよ~。
佳卓様はこういうのが大好きですw 最終場面でも食えない策謀をひねり出します!
十七 翠令、失せ物騒動に遭う(二)への応援コメント
差別は良くない、と言う者こそが差別的な目で見ている。
現代でも同じ事ですね。何とは言いませんが。
佳卓と白狼の、互いにリスペクトしあうような友情を円偉が知ったら……。
失望で済めばまだまし、最悪「かわいさ余って憎さ百倍」になる可能性も……
作者からの返信
そうですよね……。また、露骨に差別的な言動をとる人も「自分は差別は良くないと考えている」と自己認識しているようです(最近そんなケースに出くわしました……)。
円偉が佳卓と白狼の友情に直接気づくことはないんですが、歪んだ愛情は後半で炸裂することになっておりますw
十一 翠令、典侍の悔恨を聞く(一)への応援コメント
うーむ。円偉が特別アレな訳ではなく、都の大臣たちは「現実のこの国の地方に興味がなく、そして、女の子どもが興味を示すものに興味を持とうとも思わない」タイプが多数派なんでしょうか(モデルの人物が人気者だったと仰っていましたが、同意する人が多かったということかしらん)。
いやまあ二人だけでそう判断するのは早計すぎるとは思いますが。
そして翠令の胃がマッハな予感w 護衛がんばれー(他人事)
作者からの返信
私は国文学を専攻にしていたわけではないので詳しくないのですが……平安文学で「鄙」というのは結構下に見られていたようです(たまたま友人に貸していたコミックエッセイ「日本人なら知っておきたい日本文学」を返してもらったんですが、その本でもそう描かれてました)。
モデルの人物は女子どもを下に見ているからこそ、当たりがソフトで紳士的な印象を与えるタイプだったと言いますか……。
翠令の護衛の任務には思わぬ助っ人が現れるんですよ~。
十 翠令、円偉の本を読むへの応援コメント
円偉ェ……
「あー、いるいる。こういうナチュラルに上から目線マン。ただこいつ、有能はガチで有能だし、敵にしたくはないよなー」なんて思いながら読んでいたら……。
>本人はピュアなつもりのいけ好かないオヤジ
ここで噴き出しました(笑) 一刀両断だぁ(爆笑)
作者からの返信
管見の限り、円偉のような悪役はファンタジー小説にあまりいないので、分かっていただけるか懸念しておりました。意外と「いるいる」とご感想いただけてホッとしています。
モデルの人物はその集団では人気者だったので。私は内心でケッと思いながら愛想笑いでやり過ごしておりました。
自分の小説では好きなだけ悪く書けるのでスッとしています!(賛同のご意見もいただきましたし!)
いやー、小説を書くって楽しいですねえ。あははははー!
九 翠令、気遣われるへの応援コメント
いやあ、内容盛りだくさんで大満足の回でございました。
姫宮と梨の典侍たちの距離が縮まって安心しました(´∀`)
わんこ……、もふもふ……、いいなあ……
作者からの返信
お楽しみいただけて良かったです!梨の典侍は今後も登場しますし、昭陽舎の女房達と姫宮との良い関係も物語の背景となっております。
わんこも筋に絡んできますし、クライマックスシーンでは頑張ってくれるんですよw
六 翠令、竹の宮の姫君の話を聞くへの応援コメント
キツい……。キツいですよこれは……。・゚・(ノД`)・゚・
同じ男として、先帝の鬼畜外道な所業には
「てめえ人間じゃねえ! ちょん切ったろうか! アアン!?」
と叫びたいです。
梨の典侍にも非はないのに……。辛いなあ……。
まあフィクションとして楽しむ分には、こういう重苦しい話は大好物なんですが(台無し感)
作者からの返信
ああ、男性読者様も同じように考えて下さってるんですね。ホッとします。
今はどうか分かりませんが、カクヨムのトップページとか見てると女性には不愉快な表現が多くて……。書く方も読むほうも拙作の先帝みたいな倫理観しか持ってないんじゃないかとうんざりしたことがあります。2022年12月に運営さまから「過度な性表現を控えるように」とお知らせが出たので少しはマシになっていればのですが(https://kakuyomu.jp/info/entry/2022/12/20/120900 )……今も私はカクヨムには自分のダッシュボードからしか入れないです。
拙作はフィクションで、この後、竹の宮の姫君が自分の人生を取り戻していく展開となっております。佳卓や白狼と一緒に見守っていただけたらと思います。
一 翠令、異変に覚悟を決めるへの応援コメント
腕が立ち、頭も切れ、忠誠心篤い。翠令は「女武人」の理想形の一つでしょうか。
地の文の描写も書き込みすぎず簡素すぎず、鷲生様の筆力の高さが窺われます。
翠令という名前から、彼女のイメージが和風ではなく中国風の武人姿で脳内再生され、そこから和中折衷の世界が伊藤勢先生(ご存知でしょうか?)の絵柄で脳内展開しておりました(笑)
作者からの返信
お読み下さり有難うございます。筆力! 自分にはないものとコンプレックスでしたので嬉しいです!
伊藤勢先生、存じ上げなかったのですが、Googleで画像を検索するとイイ感じです! どんな作品か調べて見ます。ありがとうございました。
錦濤宮は女性読者を念頭に置いて書いておりました。(ペンネームなどから推測するに)女性からコメントいただきますが、男性からコメントいただくのは初めてじゃないかと思います。読み終えてどのようなご感想をお持ちになったか、またお知らせ頂けましたら幸いです。
編集済
八十九 翠令、姫宮の凱旋に従う(三)への応援コメント
大団円! 後半、一気に読ませてもらいました!
楽しかったの一言に尽きます。星をもう1回3つ追加したい。
第一章では翠令と佳卓のじれじれな恋、そして第二章では白狼と竹の宮(いえ、真珠ですね!)の禁断の恋、権力争いをからめながら進んでいく両者の恋模様がもうドストライク過ぎて。もう、肩で息してます。はい。
物語としての完成度も高く、これほどの物語を書く人がいるんだなと脱帽ものです。
久々にすごいの読ませてもらいました。
素晴らしいお話、本当にごちそうさまでした! (。-人-。)
作者からの返信
長いお話でしたが、最後までお読みいただき本当に本当にありがとうございます!
過分なお褒めを頂き恐縮です。すなさと様のような目の肥えている方に評価いただけるなんてとても光栄です!
また、すなさと様に読んで頂けるきっかけとなった自主企画を立ててくださいましたこと、改めてお礼申し上げます。ありがとうございました!
※書いている私もキャラとシチュに萌えながら書いておりましたw
また、平安時代について調べたり訪ねたりするのも楽しかったです。
近況ノートやエッセイにしておりますのでよろしければお読みいただけましたら幸いです。
近況ノート https://kakuyomu.jp/users/washusatomi/news/16816927861724395475
以降続いています。
山崎津訪問記 https://kakuyomu.jp/works/16816927859356756509/episodes/16816927860021796829
(あと、中華ファンタジーを書こうとしてその資料の紹介エッセイも書いております https://kakuyomu.jp/works/16817139556995512679
)
四十九 円偉、憤る(二)への応援コメント
円偉は円偉で、病んでますなあ。
不穏な後半、楽しみです!
作者からの返信
そうなんですよ、円偉、病んでるというか歪んでいるというか……。
第三部でみんなが円偉に振り回され、それぞれが抗おうとします。
お楽しみいただければ幸いです!
四十七 白狼、佳卓に頭を下げる(二)への応援コメント
第二部、とっても良かったです~。
もう、白狼と竹の宮さまの関係が素敵すぎて!
一人で寝ることができずに、白狼に抱きかかえられた竹の宮さまが、白狼の首に腕を伸ばすシーンは、最高でした!! (これだけで三杯飯いける)
そしてやはり、ここでも影を落とす円偉の存在。そうですよね、餓鬼相手に何を言ってんだ、気色わりぃ──ですよね。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
私も白狼と竹の宮の姫君の二人を書くのが楽しかったです。姫君が一人で眠ろうとしてそれでも白狼に抱きかかえられるシーン、私も大好きなんです。最高とおっしゃっていただけてとても嬉しいです!
円偉は、美しい姫君など誰かに執着はするんですけど……。相手のことなんか本当は好きではないんですよね。この点が第三部に繋がっていきます。どうか最後までご愛読賜りますよう!
編集済
四十三 白狼、書庫で幻を見るへの応援コメント
白狼と竹の宮さま! いや、章の読み始めから、これはたまらん組み合わせだと思っていたのですが、もう本当に萌えまくりです!
白狼、とうとう惚れましたね!
一方、宮さまが無垢なのが、またなんとも……。
この二人、どうなるんでしょう?? 気になるけど、明日(もう今日か)も仕事なのでここまで! 無念!
作者からの返信
コメントありがとうございます! 白狼と竹の宮の姫君、書いている私にとりましても萌えカプですw
第二部でも切ない展開ですが、第三部でもさらに切ない場面が訪れます。そして、白狼に生きる活力を与えられた竹の宮の姫君が、白狼のために大胆な行動にでます!
お仕事に差しさわりのない範囲でお楽しみいただければと思います!
三十九 白狼、山崎津の話をするへの応援コメント
下衆男が、下衆極まりなかったです💢
それを助けた流れからの竹の宮さまと白狼の深まるやり取りが、めちゃくちゃ良い!
白狼、面倒見がいいので、宮さまのことを放っておけないのでしょうね。そして、白狼の行為を「恩」と受け、返そうと考える宮さまも素敵です。
思った以上に頭が柔らかでいらっしゃる。
一方、女房たちは仕方がないですが、やはり腹立たしい。あれでは、宮さまは絶対に良くならないです!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
下衆男と女房達は今後も要らんことをしでかしw、姫君と白狼の行く手を阻みます。
姫君と白狼の会話をお楽しみいただけて良かったです! 姫君は今で言うPTSDに苦しむ精神障碍者です。けれど頭の柔らかさや強い意志という美質も持った女性です。その彼女がどうやって白狼の助けを得て自分の人生を取り戻していくか……。
おっしゃるとおり!白狼は面倒見の良い男です。
今後もこの二人の結びつきは深まってまいります。どうか最後までお楽しみくださいませ。
三十五 白狼、同行者に辟易するへの応援コメント
いよいよ竹の宮編! 冒頭から何やら胡散臭い……いや、ここまできたらちょっと怖い猥談男が。
いきなり波乱の予感です。
竹の宮と白狼の関係がすっごく気になっているので、また楽しませてもらいます!!
作者からの返信
コメントありがとうございます! 竹の宮へおこしやすwですw
この猥談男、小悪党と言えば小悪党なんですが、やたらエネルギッシュで質が悪いです。
第二部の竹の宮編だけでなく、第三部の最後の最後でも、ろくでもないことをやらかそうとします。
白狼と姫君の関係、お楽しみいただけましたら幸いです!
編集済
三十三 翠令、白狼の噂を聞く(二)への応援コメント
近況ノートと合わせて続きを読ませてもらいました。見学や文献を使って入念に下調べをし、できる限り実際の平安京の様子を再現されていることに感服しました。私は歴史に疎く、取材などもしたことがないので頭が下がります。
飄々として腹の底が見えない佳卓は確かにマスタング大佐に似てますね。生真面目な翠令とは対象的で二人の関係性がとても好きです。この二人の関係がどうなるのか、気になります。
権力闘争を予期させる不穏な終わり方でしたが、波乱はまだ続くのでしょうか。
竹の宮での顛末も気になるので、続きも読ませてもらおうと思います。
作者からの返信
近況ノートもお読み下さり、ありがとうございます。
ファンタジー小説は必ずしも史実や資料に沿っている必要はないと思いますが、世界観や登場人物の身の回りなど、一から全て作者が想像して作り上げていくのもそれはそれで大変なので、依拠する先があるというのは楽な面もあるのかな?とも感じます。
マスタング大佐、分かっていただけて嬉しいです! 翠令はホークアイよりは生真面目ですね。第三部でも佳卓と翠令の関係が軸となっております。
第二部は竹の宮でのお話です。読者様によっては白狼に惚れこんで下さる方もいらっしゃるので、彼の物語もお楽しみいただければ幸いです!
幕間、第三部で権力闘争が顕在化します。波乱続きですが、最後はハッピーエンドです!どうぞよろしくお願いいたします。
一 翠令、異変に覚悟を決めるへの応援コメント
『大人も楽しめるファンタジー』企画への参加ありがとうございます。
平安時代を舞台としたファンタジーという点に珍しさを感じて読ませていただきました。主人公は姫ではなく護衛の女武士なのですね。私もつい最近女騎士の物語を書き始めたので親近感が湧きました。主君を守る覚悟が感じられてとても格好よいです
近況ノートも拝見しました。私も京都在住なので、知った地名がたくさん登場してこちらも関心を持って読めました。取材をした上で執筆されたということで、手を入れて書かれた作品であることがよくわかります。
続きも読んでみたくなりました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
まずは自主企画へのお礼を申し上げます。若い人が多い中で『大人も楽しめる』作品が集う場ができたことは、とても有意義だったと思います。企画して下さりありがとうございました。
女武人いいですよね! 翠令が主人公ではありますが、第二部では凛とした別の女性が登場しますし、少女東宮にも見せ場があります。
京都在住でいらっしゃるとのこと。どこかですれ違っているかもしれませんね! 取材記や京都での生活をエッセイやツイッターで綴っております。
エッセイ「あら、こんなところに入り口が……」→https://kakuyomu.jp/works/16816927859356756509
Twitter→
https://twitter.com/washu72802210
「錦濤宮物語」は長い物語ですが、最後までおつきあいいただければ幸いです。瑞樹さまのツイッターを拝見していると、とても良い読書家でいらっしゃるようにお見受けします。そんな方に読んで頂ければ光栄です!
瑞樹さまの女騎士物語も拝読させて頂こうと思います!(「緑風のヴァルキリア」ですね!)
五 翠令、典侍に戸惑うへの応援コメント
楽しく読ませていただいています。
錦濤からやってきた姫宮や翠令が京の都のしきたりのようなものに戸惑う雰囲気がよくわかりますね。
続きも楽しみに読ませていただきます。
作者からの返信
お読みいただき光栄です。たまたま今日、京都の博物館で昔の姫君が使う化粧道具箱の展示を見てきたところです。この錦濤宮を書く時もあれこれ見て回っておりました。平安時代っぽい雰囲気が伝わっていれば幸いです。長いお話ですが、最後までお付き合いいただけましたら嬉しいです。
三十三 翠令、白狼の噂を聞く(二)への応援コメント
第一部読了です!
やはり姫宮と円偉、事が起こりましたね……。男社会に流れるミソジニー、ものすごく共感します!
まだ子供ですが、姫宮はしたたかな女性になって欲しいです。
そして、白狼が竹の宮に行くのは、嫌~な予感がしてたんです(>_<")
密かに恋心を抱く翠令と本心が見え隠れする佳卓のやり取りも甘くてじれじれします。
続きがとても気になるのですが、一旦ここで小休憩入れます。
必ず戻って最後まで読みたいと思います!!
素敵なお話、ごちそうさまでした! (。-人-。)
作者からの返信
コメントありがとうございます! 第一部読了お疲れ様です(長々と書いている本人が言うのもなんですがw)。
そう、そのミソジニーですね、円偉と円偉派の人間が姫宮と翠令に冷たいのは。
自分と異なる存在への嫌悪感であり、その嫌悪感の出どころである相手への無関心が第二部と第三部の幕間「円偉の憤怒」以降で出てきます。
翠令と佳卓のじれじれをお楽しみいただいているようで良かったですw。
何件かコメントいただいていますが、白狼と竹の宮の姫君の心の交流も「エモい」とご好評いただいております(ちょっと主役を食い気味かな……と思ったりもしますw)。
お時間のございます時に是非続きをお読みいただけるととても嬉しいです。お待ちしております!
(16時42分、「第二部と第三部」を間違えていたので訂正しております)
二十二 翠令、佳卓を気遣うへの応援コメント
無意識なのかどうなのか、やはり円偉の異質を排斥する感じが半端ないです。
姫宮とは話がどうにも噛み合わず、しかし無視することも軽んずることも出来ない存在とは、とても厄介です。
姫宮は本当に利発な御子ですね、佳卓の厳しい言葉にもちゃんも耳を傾けられて。
そして翠令、気持ちに微妙な変化が。それは佳卓も一緒かも??
淡~い予感です。(*´艸`)ムフフ
作者からの返信
コメント、フォローありがとうございます! お星さままでいただき、とても光栄です! 心から感謝申し上げます。
お察しの通り、円偉は頑固で、自分だけの正義を疑わない独善的な人物で……。かといって宮廷生活で避けて通るわけにもいかず……厄介なんです……。
姫宮や翠令とは生まれ持った気質が違うという感じです。それでも互いに相手に合わせようとするのですが、もちろん破綻する日がやってきます。
姫宮はとっても頭の回転の速い聡明な女の子ですが、いかんせん幼く、無邪気に振る舞ったつもりで相手の神経を逆なでしてしまうことも起きます。別に姫宮に悪気はないんですが……。
翠令と佳卓。第三部で、二人で、今回のお話の出来事を「あの新月の夜」と振り返る場面もでてきますので、覚えて頂けると助かります。
まだまだ長々とお話は続きますが、最後までお楽しみいただけましたら幸いです!
十 翠令、円偉の本を読むへの応援コメント
先日からお邪魔させてもらっています。
佳卓と双璧をなす円偉、ちょっと自分の信条を押し付ける感じが、これから先のことを考えると心配です。
味方につけると有能そうですが、意見が合わないとどう豹変するか……。
真っ直ぐな翠令、利発で愛らしい姫宮、そして味のある佳卓と、登場人物もみんな魅力的です!
作者からの返信
コメントありがとうございます!(自主企画もありがとうございます!)。
ご心配の通り、円偉のコノ性格が物語を動かすことになります……。
登場人物それぞれに魅力を感じて下さってるとのこと、私もそこに注力していたので嬉しいです!
この先も白狼、竹の宮の姫君が本格的に登場し、翠令・姫宮・佳卓ともども、それぞれに懸命に生き、そして困難を乗り越えていきます。
長いお話ですが、最後までお付き合いいただけましたら幸いです。
八十九 翠令、姫宮の凱旋に従う(三)への応援コメント
後半一気読みさせていただきました。白狼と心通わせる姫宮のエピソードが好きでした。
佳卓も翠令も東宮もまだまだ成長途上ですが、正しく人の上に立つことができる人たちであろうと頼もしいです。円偉が論破されるところを見たかったような、でも結局聞かないからスッキリしないんだろうな……と複雑な思いです。
大作を楽しませていただき、ありがとうございました。
作者からの返信
一気読みいただきありがとうございます!星のレビューも心よりお礼申し上げます! お楽しみいただけたようでしたら、私も嬉しいです……。
そうですね、円偉に救済ルートか何か用意していた方がよかったかも、ですね。独善的な彼らしい末路ではありますが、読み手様には刺激が強かったかもしれません。次回から気をつけようと思います。
白狼と姫君の方がエモいかもしれませんね。キャラが育ちすぎたと言いますかw
なお、長編のダイジェストを紹介するという自主企画用に、佳卓が拙作を紹介するという文章を作成しております。よろしければどうぞお読みくださいませ。
近衛大将からの案内状 本編「錦濤宮物語 女武人ノ宮仕ヘ或ハ近衛大将ノ大詐術」を登場人物がダイジェストで紹介しております。
https://kakuyomu.jp/works/16817330650751734368
長いお話でしたが、最後までお付き合いくださいまして本当に感謝申し上げます。ありがとうございまいた!
五十六 翠令、下級の文官を案内する(二)への応援コメント
推測が当たっているなら、竹の姫宮にゆえない醜聞が降りかかってしまうので……道理に合わないことだと、円偉には気付いて欲しいものです……。
作者からの返信
本当にそうです……。円偉は円偉に見えるものだけで判断してしまいがちなので……。最後まで彼は空回り気味です。お付き合いいただければ幸いです。
四十九 円偉、憤る(二)への応援コメント
円偉が姫宮と結婚する! と言い出すのかとひやひやしていましたが、ある意味一貫した発想でちょっと安心しました。姫宮に直々に拒絶されたら目が覚めるかな……ダメかな……と、後半の展開を楽しみにします。
作者からの返信
ありがとうございます。おっしゃるとおり、彼は彼で一貫しているんですよ……。後半は彼の仕組んだ計画に、皆が翻弄されつつ立ち向かう展開となっております。最後までお読みいただけましたら幸いです!
三十二 翠令、白狼の噂を聞く(一)への応援コメント
十二国記で言うなら、円偉は遠甫ポジションにいるべき人で、大きく道を説くのが丁度良いのではないかな、と思いました。それが実務レベルに深く関わっているから現場と軋轢が起きるのでは、と……。
作者からの返信
確かに遠甫は太師ポジションだからいいのですよね。私は驍宗様の周囲が好きで(李斎ファンなんですw)、佳卓と円偉は、驍宗と阿選を題材にしています。じゃあなんでこの物語でキャラが違っているのか……えーと、私もこの話を作り上げていたのはだいぶ昔なので忘れてしまいましたが……。実務や現場に通じた武人として佳卓キャラをつくってから、その双璧として対照をなすように円偉キャラをつくったように思います。阿選も円偉も、自分に適したところで大人しくしていれば幸せだっただろうと思います(遠甫ポジで)。拙作の中盤に、阿選の驍宗へのクソデカ感情はこんな感じでは?というのが出てきますので、お付き合いいただければ幸いです。
二十五 翠令、陰口を叩かれるへの応援コメント
佳卓は良く言えば果断で柔軟ですが、悪く言えば根回ししないし段取りを踏まない・大勢の意識を変えようとはしないんですよね……敵が多いのもよく分かります。
作者からの返信
とある超有名中華ファンタジーの傑物王をモデルにしておりまして(〇国記の〇宗様です)。拙作でもこの性格ゆえに政争を招いてしまいます(姫宮と翠令も悪いのですが)。佳卓自身が予想する以上に相手の感情を拗らせてしまい……。今後もお話にお付き合いいただければ幸いです。
十九 翠令、街へ出るへの応援コメント
ものすごく説明口調な佳卓が可愛いかったです(笑)
作者からの返信
彼はこのお出かけに色々と気負っておりまして……。どうぞこれからも可愛がってやってくださいまし。コメントありがとうございました!
十 翠令、円偉の本を読むへの応援コメント
地の文からも円偉への「嫌い」がにじみ出ていて面白かったです。こういう人、いますよね……。
作者からの返信
コメントありがとうございます!この円偉には実在のモデルがいますが(近況ノートに裏話を掲載しております https://kakuyomu.jp/users/washusatomi/news/16816927862008182857)、彼に限らずインテリ層にちょくちょくいますよね……こういうタイプ。
八十九 翠令、姫宮の凱旋に従う(三)への応援コメント
白狼の恩と情についての考え方にとても感銘を受けました。翠令のはっきりとしたもの言いや、鋭さ、愛情深さが羨ましく、眩しかったです。素敵でした。姫宮、我が子のように、ただただ応援しています。真珠の君、幸福に存分にひたってください。ああ、佳卓どうか姫宮と共に良政を。どきどきしたりはらはらしたり頭を悩ませたり、とても楽しかったです。ありがとうございました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!!!
まずは、長い作品を最後まで読み通して下さったことに心からお礼申し上げます。拙作を通じて楽しい時間を過ごせていただけたとのこと、「ああ、書いて良かった」と感慨深いです……。完結後、もう彼らと過ごせないのか……と寂しい気持ちになったことを覚えています。それぞれのキャラに愛情を持っていただき、そしてこうして言葉でお気持ちを伝えて下さり本当に嬉しいです。
ご丁寧なコメント、ありがとうございました!
八十九 翠令、姫宮の凱旋に従う(三)への応援コメント
完結おめでとうございます!!!
あああ、良かった……良かったです……白狼と真珠の君が結ばれ仲睦まじい様子を見てほっとする反面、翠令と佳卓はどうなるんだろうとドキドキしていましたが、その不安を上回るドキドキが待っていようとは。あんなに大勢が見ていては、噂が広まるのもあっという間ですねぇ!(嬉)
あまりにも好みのお話で、毎回楽しみにしていただけに終わってしまうのが寂しいですが、これ以上は無粋というものでしょうか。とにかく本当に楽しかったし、尊くて最高でした(語彙力は喪失しました……伝われ……!)
雅な世界をありがとうございました。
作者からの返信
ありがとうございます!!!
カクヨム初投稿で、なかなか読者様の反応がなく……。「こんな話、面白いと思っているのは私だけか……」とちょっと落ち込み、「まあ、いいや。自分で読みたい小説をDIYしてるだけだし。自分が読み返すために置かせて貰うだけでエエか……」といじけておりました。花田様のお目に止まって以降、おりおりに多彩な表現でコメントを頂き、私はどれほど嬉しかったことでしょう! 特に初めて白狼にコメントいただいた時には「ああ、分かって下さる方がいらっしゃる……」としみじみと感慨にふけりました……。
また、レビューも頂きましたが、花田様の筆力のおかげで、ご紹介いただいている拙作が3割増し素敵に感じられますw
拙作を、そして拙作の登場人物たちを好きになって下さり、本当に本当にありがとうございます。お気持ち十分に伝わっております! 最後までご愛読賜りまして心から御礼申し上げます!!!
七十一 翠令、苦しい道のりを行くへの応援コメント
旅路が本当に厳しくて悲しいですね。休みなさい、何日か休んだ方が良いよ、あっ夜はダメだってぇ!!!とハラハラしながら読みました。それなのに今度は雨が……どうにか乗り越えて欲しい!
作者からの返信
コメントありがとうございます!疲労と焦りは人を視野狭窄に陥らせてしまいますね……。あと一話、翠令の困難は続きますが、もちろん報われる時が来ますとも!どうか今後もお読みいただけましたら幸いです!
五十八 白狼、佳卓に掴みかかる(二)への応援コメント
語彙力が飛んでしまったのですが、切なすぎます……身分など考えるとここで永遠のお別れとなってもおかしくはなく……うう……(/ _ ; )
とにかく白狼が良い男過ぎてスマホを拝むことしか出来ません(情緒がおかしくなっております)
作者からの返信
コメントありがとうございます!イマイチ読者様にウケないのかと思っておりましたので、白狼を好きになっていただけて良かったです! 竹の宮の姫君が恋し、佳卓が惚れる男気の持ち主で……最終的にはウルトラCでハッピーエンドになりますので、最後までお付き合いいただければ幸いです!
五十一 翠令、姫宮に竹の宮の話を伝えるへの応援コメント
初コメント失礼します。
あまりに好みの話で、あまりに面白くコメントする時間も惜しく読みふけってしまいました。
第一部では、翠令と佳卓の関係をハァハァしながら(言い方)読んでいたのですが、第二部では白狼と竹の宮があまりに尊く拝みながら読ませていただきました。2組とも、成就にはウルトラCが必要な感じがありますが、どうなるんだろうかとワクワクします。
あと、意外と円偉がいけすかないけど嫌いにもなりきれない人物と言いますか、絶妙なバランスで描き出されているキャラで、彼の今後の活躍(?)も大変楽しみです。
物語はまだまだ続きそうなので、完結まで楽しみに読ませていただきますね。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
お好みに合ったとのことでとてもとても嬉しいです!佳卓と翠令にも萌えていただけて良かったです! 私は主従ものが好きでして。上下の立場は男女で逆転しますが、白狼と竹の宮もそうですね。この2組が成就するウルトラC、円偉がこれから仕掛けてくる謀略をどう乗り越えるかに関わってきます。佳卓の奇計奇策が上手く行けば……全ての人が救われるのですが。
円偉のバランスについてもお褒め頂きありがとうございます。どんな悪党にも彼なりの正義がないと人物として立体的にならないだろうと思うので、そのように心がけておりました。
楽しみにして下さることに大いに励まされました!本当にコメントありがとうございました!最後までよろしくお願い申し上げます!
六 翠令、竹の宮の姫君の話を聞くへの応援コメント
先帝とんでもない! そして梨の典侍にそんな悔恨が……。
登場人物に奥行きがあって引き込まれます。
作者からの返信
有難うございます!色んなキャラにいろんな事情を背負わせ過ぎたかと後悔しておりましたので、奥行きとのお言葉がとても嬉しいです!
一 翠令、異変に覚悟を決めるへの応援コメント
女武人いいですね! 強くて格好いい女性が大好きなので、翠令さまの活躍が楽しみです。
作者からの返信
有難うございます! 朝廷では未熟さゆえに悔しい思いもしますが、翠令の真っ直ぐな気性があればこそその後の道が開かれます。お付き合いいただけましたら幸いです!
一 翠令、異変に覚悟を決めるへの応援コメント
初めまして、こんばんは。
数時間前はレビューをありがとうございました!
そして、こちらの作品を(一話だけ)読ませていただいたのですが、翠令さまの忠義に溢れた凛々しい姿に、一話読んだだけで引き込まれました!
少しずつですが読ませていただきたいと思っております。
どうぞよろしくお願いします(≧▽≦)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
女武人、東宮、後宮、クールな男性…私の”萌え”要素が満載でつい読み耽ってレビュー差し上げてしまいました。最新話を先ほど拝読いたしましたが、”陰謀”要素も加わることになり、ますます楽しみです。
女武人、東宮、後宮、クールな男君に陰謀劇と要素は共通するのですが、拙作はわりとウェットな感じとなります。それでもお気に召していただければとっても光栄です!
どうかよろしくお願いいたします。m(__)m
一 翠令、異変に覚悟を決めるへの応援コメント
こんばんは。
翠令さま、かっこいいですね。勇敢で使命感に溢れるお人柄。
お話の内容も判りやすく、ストーリーに入り込みやすかったです。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
物語の導入はとにかく内容を判っていただかなければというのが、一番神経を使ったところでした。「判りやすい」とのことで胸を撫でおろしております。翠令の人柄、おっしゃる通りです! 自分の使命に果敢に立ち向かいますので今後もお読みいただければ幸いです。
一 翠令、異変に覚悟を決めるへの応援コメント
イベントにご参加くださり、ありがとうございます!遅くなりすみませんでした💦
女武人を書かせたら右に出るものはいないというくらい、カッコイイですね。さすがです❤(ӦvӦ。)
翠令様が羨ましい!
もっと平安ファンタジーが盛り上がるよう、これからもお互い頑張りましょう!
作者からの返信
イベント企画して下さり、ありがとうございます! お読みいただけて光栄です!
翠令はこういう場面ではカッコいいのですが、このさき彼女の手にはあまる難問にぶちあたってまいります。
中世ヨーロッパや中華も素敵ですが、日本の平安時代の王朝文化ももっと取り上げられていいはずですよね!
いっしょに頑張っていきたいです!