　２００９年版：検定出願教科書『新日本の歴史改３』

　検定管A「毎年こんな教科書の検定を出願する○○はちょっといい加減にしてほしいな。見る方の身にもなってくれ」

　検定官B「仕方ないさ。あの大胡家子孫の教授が書いているものだからな。無下には出来ないさ」

　検定官C「しかも上杉の血流も引き継いでるとか、冗談じゃあないよ」

　検定官A「それにしても毎回突飛になってくるな。今回は赤井推政が大胡を占領したことになっている」

　検定官B「相当、歴史改変したいのだろうな。だったらラノベでも書けばいいのにな。私の息子が読んでいたぞ、そんな内容のWeb小説を」

　検定官C「そんなラノベがあるのか？　もうそうなるとラノベでは収まらなくなるのではないか？　

　あのWeb小説というものも問題だな。時間を盗んでいくと言っていたぞ、娘が」

　検定官B「お互い、子育てをしている暇がないな。さあ、こんな歴史改竄教科書のあらを探さねば」

　検定官A「あらを探すと言っても……赤入れる所ばかりじゃないか。昔ならば赤い水性インクが３倍のスピードで消費されるぞ」

　本編はこちらです。

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい