神の反逆者 〜魔獣が蔓延るこの島で〜

ゆうき

第1話 神の裁き


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「やり...ましたね...」

「ああ、この子は...我らの...いや...世界の希望だ!」









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「みんな...ごめん...ごめんな...俺...必ず...やり遂げるから...」







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「頼んだぞ......」








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「やり...ましたね...」

「ああ、この子達は...我らの...いや...世界の希望だ!」








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「無事で...よかった......」







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「今度は...私が守るからね...」










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 ドゴォォォォォォォォォォン!!!!




 ストレスの感じぬ、笑いの耐えない理想郷の世界。


 その地に、天から謎の力が降り注ぎ、

 それは、無数の命を建築物と共に消し去った。




「うるっせえ!!!!」

 俺は目覚ましのバカでかい音に無理やり叩き起された、最悪な朝だ...。

 なにか夢を見ていたような気がするがどうも思い出せない。

 数分の思考の結果俺は思い出すのを諦めた!何せ、時間の無・駄・だ・か・ら・な!

 そんな事を考えていると俺は重大なことに気づいてしまった...。


「あれっ今10時?えっ見間違えだよねえっ.........」

「やべぇ寝坊したア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!」


 その衝撃の事実を知った俺は慌てて制服に着替え、食パンを口にくわえ、半分ふざけながら外え出た。

 なんせもう手遅れだからなっ!


「わぁぁぁたいへ~んちこくちこくぅ~」


 たが.........。





「は?どうなってんだ.....これ....」




 俺はその光景に驚愕した。

 その光景とは実にありえないものだった。







 15年間共に生きてきたいつもの景色がどこにもなかった。全てが破壊されている.........。

 見渡す限りの瓦礫の山、それに加えて人がどこにも居い.........。

 そう、先程の音は...目覚ましでは...なかったのだ...。


 動揺しながら辺りを見渡してみると小さな人影が見えた。

 遠くからでもわかる、幼女だ!!


「おーい大丈夫かー!」


 俺は幼女に駆け寄った間違いない美少女だ!

 たがもう少し遠くにいたはずのロリかわ幼女がいきなり目の前に現れた!!

 やっぱり可愛い。


「ほう、破壊の力に対抗出来る人間が居たとはな...お前は危険だ、我が直々に葬ってやろう」


 突然訳の分からないことを言い出した。初対面の人との会話の第一声がこれって頭でもやられたのか?可哀想に。頭を撫でれば治るだろうか?

 試してみよう。


 そう思い俺はあたおかロリかわ幼女の頭を撫でようとした。

 だがその瞬間手の感覚がいきなり無くなった。

 疑問に思い、手を見てみると、

 手が完全に消えていた....


「は?どういう...」


 次の瞬間両腕の感覚が消えた...

 いや違う、存在そのものが消されているんだ!

 そう気づいた瞬間俺の体は完全に消滅した...。





「未来へ」






(何も感じない何も見えないどこだここは...)


 俺は意識しかない状態で真っ白なところにいた。


(俺は死んだ...のか?)


 ここがいわゆる死後の世界というものなんだろうか?

 やっぱり幼女に手を出そうとしたから児童ポルノ違反でツ〇ッターからBANされるみたいに神様に世界からBANされちゃったのかな...。

 関城優次、一生の不覚...。


 そんなことを考えていると、突然強力な力で何かに引き寄せられるようにしてひとつのトンネルのようなものに入って行った。


(なんだ...これ...)


 どんどん進んでいく、その瞬間光が見えた!

 その時、俺の意識は眠るようにしてどこかへ消えて行った。




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