第2話 暖かい心

おじいちゃんと散歩した次の日、

サルくんは前に話しかけられなかった

あの素敵な子を見かけました。

「話しかけようかな。」とサルくんは迷っていました。

「何?」とその子が言いました。

「あ、あの、この前会ったなって。」

「え、そうだったかな。」

「うん。実は。」

サルくんが後に続く言葉を考えているうちに、

その子は「じゃあね。」

と少し笑って去っていきました。


サルくんは、心が静かに暖かくなっていくのを感じました。

「あの子がぼくを見て笑ったよ。」


サルくんは、なんともいえない嬉しさでいっぱいでした。

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世界一幸せなサルくん @miya_0722

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