【ハッピーショー】俺の小説が読まれない理由。目指せ有名作家！！

第4話 「カクヨム、なろうについて」主人公篇

［なんでだよぉぉぉどうしてだよぉぉぉ。なぜ伸びない！漢字も物語導入もしっかりできたのに！！］

書読は、荒れ狂っていた。

［カクヨムやなろうだと、書き方に鉄則みたいなものがあるからね。それを守らないと伸びないよ。］

［鉄則？なにそれ？］

小説の鉄則なんて聞いた事無いぞ？

［カクヨムやなろうには、鉄則があるの。

鉄則その1:ライバルはいりません。］

はい？ライバルって、あのライバルだよな。

名探偵コ◯ンには、怪盗◯ットみたいにお約束じゃ無いのか？

［カクヨムやなろうだと、主人公と同等の力を持っていると読者はすぐにブラバ(画面を閉じる)ます！カクヨムやなろうの読者は、ストレスに敏感です。同じ理由で、主人公が負ける事は許されません。］

えぇ。でも、

［ざまぁ系(最初負けてから成り上がる系)は、負けてるけど人気あるじゃん！］

［何事にも例外があるのです。主人公は、一度だけプロローグで負ける事が許されているのです。これは、いつか必ずやり返すって言うフラグなのです。

プロローグ以外で負けると即に読者はブラバします。］

確かに、人気のなろう作家の作品は、主人公が負けるシーン。プロローグ以外見た事がない。

［ほぇーー。じゃぁ主人公の試練とかも無理難題じゃなくて、すぐクリアできるような感じがいいの？］

［そうですね、あんまり長く苦痛(くつう)とか苦悩(くのう)を書かない方がいいですよ。読者は、主人公が乗り越えた先の力にしか興味がありません。］

へええぇ。

［他にはどんなのがあるの？］

［其のニ！難しい表現はダメ！

読者は読めないわけじゃないけど、読むのがめんどくさいって感じだね］

うげ。またストレスか。

［例えばどんな表現？］

［純文学は、アウト。一瞬でブラバされると思うよ。例えば「自らを尊しと思わぬものは奴隷なり。自らをすてて神に走る者は神の奴隷なり」こんな表現はもう意味わからん。アウト！！

良い言葉なんだけどね。］

カクヨムやなろうは、ガチガチの小説はアウトなんだなぁ。

［まだあったりする？］

［其の三　風景の描写はなるべく減らす。］

マジでか！えー。えー。ぁー。あー。なんとなくわかった。

［四季の移り変わりとか読者はあまり興味がないって所だろ？］

［正解！わかってきたじゃない。カクヨムやなろうには、「ナーロッパ」ってのがあるのよ。］

［なにそれ。聞いた事無いんだけど。］

［ナーロッパっていうのは、小説家になろうの世界観があまりにも似ていたのでついた造語(ぞうご)だよ。

どこかで見たような中世ヨーロッパ風の世界観であり、そこには冒険者ギルドがあるって感じのイメージ。

なろうやカクヨムでは、全員がナーロッパを理解していて、共通の世界観として認識されてるの。こう言った理由から、風景描写を行う必要がない。

読者からすれば知ってる事書かれても、、、ってな感じで退屈なだけって訳よ。］　

なるほど、そんな事情があったのか。

［教えてくれてありがとう。］

［私もあなたが有名作家になれるように応援してるわよ。頑張って！］

うへへへへ。

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　　【まとめ】

・恋愛または、ファンタジーで書く事。

・敗北をNG。例外はプロローグだけ。

・難しい表現は無し！

・風景描写は、なるべく避ける事

・主人公のライバルは［不要］

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参考動画。

【初心者向け／書き方】「小説家になろう」で書くなら、知らないと絶対に小説家になれないルールがあるって知ってました？

作者レポート。知らんことばっか、できてないことばっか。萎えるわ〜