第30話
「久しぶり」
喫茶店の隅、ブラインド越しの日差しを反射するマグカップを手に取って、嘉悦水城は珈琲に口を付けようとしていた。久方ぶりの声に動きを止めると、筑紫葵が傍らに立っている。水城は口を付けようとしていた珈琲を置くと、軽い会釈をした。
「お久しぶりです、教授。急にお呼びしてすみません」
「元気そうで何より。学年主任になったんだって? あ、ブレンド一つお願いします」
お冷を置きに来たウェイトレスに人差し指を立てた葵は、上着を椅子の背に掛ける。
水城は肩を竦め、「名ばかりですよ」と呟いた。下ろしたマグカップを拾い直して珈琲を呷る。学年主任に任命されたのは去年、つまり紗季と若菜が卒業をした年のことだ。生徒の評判や上の評価が起因してのことだが、未だ二十代半ばだというのに、厄介ごとばかり押し付けられているような気がしないこともない。
「こうして会って話すのも久しぶりね」
卓に着いて一息をこぼした葵が久闊を叙するようにしみじみ語った。彼女の生徒だった数年前を思い出しながら、噛み締めるように「ですね」と水城も返す。
「若菜と紗季から話は聞いていますよ。紅葉さんが天文学の道に決めたとか」
紗季との関係は三年前と何も変わらず。未だに親交はあり、それに付随して若菜もよく家にずかずかと踏みこんでくる。よく身内の自慢話をする彼女から紅葉の話を聞かない筈が無く、最近は紅葉の逸話を頻繁に耳にする。「よくご存じで」と葵は驚いたように目を開き、それから誇らしそうで嬉しそうで、しかし少しだけ寂しそうに笑う。
「前々から文系に行くものだろうとばかり思ってたのにね」
「分からないものですよ、子供の進む道なんて。何が切っ掛けでどう変化するか、誰も予想はできません」
「変化の一因がよく言うものよ」
葵が肩を竦め、水城は素知らぬ顔で肩を竦めた。
紗季が紅葉の家庭教師をしてから三年が経過する。紅葉は既に志望した高校に主席として合格した。一先ずの着地点として偏差値の高い高校を選んだ彼女だったが、数学者であり母親でもある葵や、彼女が興味を持っている芸術分野、得意とする文系科目を捨て、天文学という道を決めたのだ。
「よほど、興味を持ったらしいわ」
誰かを想うように瞳を伏せる葵。立派な数学者に指導された自分が数学の道を志したのと同じように、紅葉が苦手としていた天文学、数理の道を志したのも同様にいい指導者が居たからなのだろう。葵は少しだけその指導者を誇らしく思った。
「ところで、今日は何の用で呼んだの?」
そう尋ねながら、葵は届いたブレンドを会釈と共に受け取る。休日に身体を休めるべき学年主任は快晴を窓の外に見て、数学者兼大学教授へと視線を移す。そして、その疲れの滲んだ顔に邪気の無い笑みをこぼした。
「羽を伸ばしたいと思いまして。旧い知人と逢いたいな、と」
すまし顔ばかり浮かべる水城にしては珍しい感情の機微と言葉で、葵は「へえ?」と意外そうに、しかし教え子からの頼みに悪い気はせずに笑う。しかし、不意に顎に手を添え、唇に指を当てる癖のような思考をすると、頬杖を突きながらその笑みを意地悪く変えた。
「……今日、仮釈放だってね」
どうやらご存知なようで、水城はお手上げと言うように溜息をこぼした。反論をしない殊勝で素直な教え子を愉快そうに眺めた葵は、水城が白崎孝弘とも縁があることを思い出す。ずっと支えてきた幼馴染が、その父親の仮釈放を迎えに行く。ジッとはしていられなかったのだろうと葵は察した。
「一緒に行ってあげればいいのに」
葵にも暇な時間はあった。別に誘いが嫌だということはないが、わざわざ大学時代の教授を招いて外を出歩くくらいなら、素直に彼女に付いていけばいいだろう。きっと、水城を知る者は誰一人として無関係などと言わないのだから。
しかし、そう考える葵とは裏腹に、水城は後ろ髪を掻いて背もたれに身体を投げる。
「もう、私は必要ありませんよ」
それは拗ねたような言葉ではなく、巣立った我が子を見送るような誇らしさの言葉。彼女にとって紗季は幼馴染だが、同時に教え子であり、妹のような存在だ。しかし、前を向いて歩き出した彼女にいつまでも過干渉をするつもりはなかった。
穏やかな笑みをこぼす水城に、葵は茶化すような気にもなれず、「そう」と笑った。
紗季は葵にとっても娘のような存在だ。そして、娘である若菜も彼女に世話になっている。労いと感謝の意も込めて、今日は付き合うとしよう。そんなことを考えながらも、葵はふと、先日の紗季からの相談を思い出した。
「ああ、でも」
そう切り出す葵を水城は見る。落ち着いた調子のクラシックが静かに響く店内、掻き消すものも無い声がその口から紡がれる。
「――、――……」
黙って言葉に耳を傾けていた水城は、全てを聞き終えて目を丸く見開く。
そんな水城の反応を愉快そうに眺めながら言い終えた葵は、「そう遠くない未来に『先輩』になるかもね」と締めくくった。水城はしばらく驚きが抜けなかったようだが、やがて嬉しそうな溜息をこぼして、この場に居ない誰かに宛てて呟いた。
「まだまだ、世話が焼けそうだ」
「若菜さん、もういらっしゃってます!」
「分かってる! すぐ行くよー!」
紗季は玄関でスマートフォンに届いたメッセージを確認し、未だ外出の準備をしている若菜を催促する。昨晩、少しだけ夜更かしをして揃って寝坊をしたのだ。
あれから三年。少しだけ髪と背を伸ばした紗季は、服装や髪形など、若菜に感化されてお洒落に気を遣うようになった。紗季は玄関の姿見で格好を確かめる。
大学に進学してから若菜と共にルームシェアという名の同棲を始めた。
色々と悩ましくはあったが、紗季は既に借りていたアパートを手離し、若菜も実家を出て、二人で2LDKのアパートを都内に借りた。家賃は馬鹿にならなかったが、今後のことも視野に入れたとき狭い部屋じゃ後悔するだろうという葵の勧めだった。
真尋への仕送りは彼女からの申し出で一方的に断絶され、また、紗季は紅葉の志望校合格や自身の通う大学の偏差値という実績を以て家庭教師のアルバイトを始めた。そのため、あろうことか高校時代よりも余裕があるというのが実情だった。
少しずつだが貯金は貯まっている。今後はどうしようか――そんなことを考えながらも、今は目の前のことだと紗季は意識を切り替える。少し遅れて、若菜が玄関に来た。
「ごめん、遅くなった! 行こう!」
筑紫若菜。紗季が愛する彼女は、この三年間で少しだけ容貌が大人びた。金髪に少しだけ銀のメッシュを入れ、お洒落への気遣いは留まることを知らない。
「危ないから慌てないでくださいね」
急ぐ彼女を落ち着かせるように笑いながら、紗季は一緒に家を出て鍵を掛ける。
秋口の落ち着いた気温に心地よさを感じながら早足にエレベーターへ乗り込む。急いで準備をした彼女は、息を整え、その疲れを吐き出すように溜息をこぼす。
「ふー、まさか寝坊をしてしまうとは」
「お互い、夜更かしは気を付けないといけませんね」
紗季は苦笑をしながら自分への戒めも込めて告げる。「ねー」と若菜は苦笑をしながら相槌を打ち、しかし、少ししてから意地悪い笑みを浮かべる。
「紗季がベッドに入ってきたときは、まず翌日の予定を確認するようにするね」
そんなことを笑いながら言われ、紗季は瞬く間に頬を紅潮させる。ちょうど紅葉の季節、紅葉色に頬を彩って、言われてみれば自分が発端だったと思い出して申し訳なく押し黙る。しかし、自分にそんなつもりは無かったのだと弁明した。
「ち、ちが……違いますよっ! 私はちょっと……不安だっただけで」
そう、最初は今日のことが不安で彼女に励ましてもらいたかっただけなのだ。しかし、ここ数日、今日のことを考え続けていた二人は少しだけ欲求不満だった。そんな折に彼女から行為に及ばれたのなら、後は成り行きにもなってしまうだろう。尤も、途中からは紗季の方から求めていたような気がしないでもなく、言葉尻から自信が消えていく。
恥ずかしそうに顔を俯かせる紗季の頬に軽いキスをして、若菜は「そういうところも好きだよ」と惚気るものだから、紗季は熱を帯びる頬を撫でながら押し黙るしかなかった。
エレベーターが到着して、紗季は咳払いと共に意識を切り替える。
二人でアパートの外へと向かうと、既に見知った車が停車している。
窓ガラスの下りた運転席から顔を覗かせるのは、島津真尋。
紗季の後見人である女性だった。彼女は退屈そうな表情を二人に投げる。
「こんにちはお義母さん! 遅れてごめん」
「アンタにお義母さんと呼ばれる筋合いは無い」
若菜の満面の笑みからの挨拶を、真尋は青筋を立てながら切り捨てた。
相変わらず仲が良いのか悪いのか分からない二人を困り顔で眺めながら、紗季は車を出してくれる真尋に挨拶をしようとする。しかし、彼女は助手席の乗り込む若菜を鬱陶しそうに見ながらも、紗季に顎で後部席を促す。
「早く乗りなさいよ、挨拶はいいから」
――あれから三年、紗季と真尋の関係は良好とは言えないものの、少しだけ距離が縮まったような気がしていた。養育費を返すという名目で高校時代は彼女に振り込んでいた。自発的な紗季の行動を彼女は受け入れていたが、それを拒むようになった。
また、今日のような移動手段の要請が若菜から入ると、渋々と引き受けてくれることもある。何があったのか、何が変わったのかは分からないが、何かがあって、何かが変わった。何も分からないが、少しずつ歩み寄れていることは確かだった。
「ありがとうございます」
紗季は嬉しくなって笑いながら、素直に後部席に乗り込んだ。
それを確認した真尋は速やかに車を出し、カーナビを弄ることもせずに目的地へと走らせる。紗季はシートベルトを掴みながら「今日はありがとうございます、車を出していただいて」と改めて礼を告げる。最初の返答は溜息だった。
「本当に。何で私が義兄さんのために動かなきゃいけないんだか」
忌々しそうな表情で吐き捨てる真尋。確かに、彼女は彼の殺人という行為を酷く嫌悪している。当然の反応で、紗季もその行為を否定しなかった。しかし、それでも彼女は、そんな彼の為に今日、車を出してくれた。
「素直じゃないねえ、お義母さんは」
「次その呼び方をしたら落とす」
「ママ」
とぼけた顔で冗談を言う若菜に、真尋は酷く忌々しそうな顔で舌打ちをして、どうにかしろと言いたげにバックミラーで紗季を見た。紗季として二人が距離を縮めてくれる方が嬉しいため、アプローチの是非はともかく、行為そのものを咎めたくはなかった。
紗季が困り顔で笑っていると、少しだけ真剣味を帯びた表情で若菜は彼女を見た。
「でも、ありがとうございます。これは冗談じゃないですよ」
真面目に伝えた感謝の言葉に、真尋は調子が狂ったように視線を逸らして溜息を吐いた。しばらく、無言が車内を包み込む。特別に気まずい沈黙という訳でもなく、どこか落ち着いた、心の安らぐ無言の空間だった。
数分ほど経過して、真尋は紗季と若菜を一瞥した。
「生活はどうなのよ?」
「お陰様で、特に問題なく順調な生活をさせていただいてます」
彼女が気を遣ってくれていることに気付いた紗季は、驚きつつもそれを表情に出しては悪いなと、気付かないふりをして礼を告げた。若菜は同じくと言いたげに言葉を挟まず真尋を見るばかり。「あっそ」と興味を失ったように真尋はハンドルを切り、素っ気なく「まあ、なんかあったら言いなさい」と、主に紗季に向けて呟いた。
まるで事務連絡のような何気ない言い方に騙されそうになったが、そこには彼女なりの気遣いが宿っているのだと紗季は悟り、嬉しくなって頬を緩めてしまう。そんな紗季の反応を見た真尋は少しだけ照れ隠しをするように鼻を鳴らした。
それから数十分、若菜と紗季の他愛もない談笑に、時折真尋が水を差しながら車は進んでいく。やがて、目的地である刑務所へと近付いてきた。
真尋がパーキングエリアを目で探す。
少しだけ、この場の誰もが無関係ではない人物や出来事との再会に緊張感が訪れる。静かな車内で黙々とハンドルを切っていた真尋は、躊躇いがちに切り出した。
「アンタは、よく平然と受け入れられるわね」
その言葉は若菜に向けられていた。視線を受け止めた若菜は突然の言葉に驚いたような素振りを見せ、それから昔を懐かしむような表情で「ああ、うん」と相槌を返した。真尋の言葉に主語は無かったが、彼女の言いたいことは分かった。真尋も既に若菜が被害者遺族だということを知っており、遺族が加害者本人の仮釈放を迎えるなど、ふざけた話だと思っているのだろう。
「平然と――っていうのは、少し違いますね。そりゃ大切な家族を殺されて、殺した相手が仮釈放。心中穏やかには居られないですよ」
若菜は頬杖を突きながら飄々と言ってのける。言葉とは裏腹な所作を真尋は指摘する。
「とてもそうは見えないけど」
「それだけじゃないですからね」
若菜はほんの少しだけ首を捻って紗季を見て、視線を受けた紗季は彼女に謝意を返す。
「父親を殺した人ですけど、大切な恋人の父親でもあります。それに事情も聞いた。憎いけど同情もしている……対照的だけど別に相反する感情って訳じゃないんですよ」
家族を失う痛みを島津紗季は知っていたから、筑紫明人を殺めた父親を紗季は許せなかった。しかし、それは若菜も同様だった。父親を失う痛みを知っていたから、最愛の人物を失って薬に溺れた経緯にも理解を示せる。
「更生しようとしてるなら、その背中くらいは押す。私がそうすれば、許そうと思える人もきっと増えるでしょ」
いがみ合う両者だったが、『紗季の養母』と『改心の切っ掛け』という敬意の対象でもあった。穏やかに笑った若菜を見て、真尋は小さな吐息をこぼしながらも、どこか認めるような笑みを浮かべた。きっと、島津真尋は若菜以上に白崎孝弘を容認できないだろう。しかし、若菜の生き様を見た今も尚、そうで在り続けるのは少しだけ難しそうだった。
同じようにその生き様に惚れた紗季は、彼女の一言を静かに噛み締める。
やがて、車は駐車場に到着する。
「それじゃ、さっさと連れてきなさい。言いたいことは山ほどあるから」
真尋の視線に促されるまま二人は車を出ると、運転席で待つ真尋が、窓枠に腕を置きながらそう言った。言いたいことが山ほどあって、それを言葉にできるのなら。きっと停滞はしない。そこが茨の道で進むことが険しくとも、いつかは辿り着く筈だ。
二人は一瞬だけ顔を見合わせてから、真尋に頷いて返した。
刑務所までの道のりを若菜さんと並んで歩く。まるで服役するかのような表現ではあるけれども、実際のところは仮釈放の父さんを迎えに行く訳だ。
私は少しだけ心を苛む緊張感と向き合いながら、隣で私の歩調に合わせてくれる若菜さんを見る。今日、父さんと顔を合わせることに私より不安や抵抗を抱いていてもおかしくない筈なのに、彼女は落ち着いた表情で笑みすら浮かべている。やはり凄い人だと憧憬にも近い感情で彼女を見て、私は呟く。
「堂々としていて恰好いいですね、若菜さんは」
敬意と憧憬の言葉を届けると、若菜さんは「ん?」と笑みを浮かべたまま意外そうな表情をする。それから彼女は我が身を顧みるように微かに目を瞑り、やがて苦笑をした。
「実を言うとめちゃくちゃ不安で逃げ出したい」
あまりにも正直な告白に驚き、しかし考えてみれば道理だろうと思い直す。自分の家族を殺した相手と会う訳だ。私は肉親で、服役中も何度か顔を合わせていたけれども、若菜さんはそうではない。初めて、家族を奪った相手と会う。
私が気を遣わなければいけないところだったと考え直して、若菜さんには車で待っていてもらおうかと立ち止まろうとする。しかし、私が口を開こうとすれば、それよりも紗季に若菜さんの穏やかな笑みから言葉が紡がれた。
「でも、一人じゃないから大丈夫」
ずっと、若菜さんに支えられてきた。今も昔も、これからもそうだろうと思っていた。だから彼女の為にできることを探そうと足掻く日々でもあった。しかし、今、自分の過ちに気付けた。自覚していないだけで、ほんの少しでも彼女の力になれていたらしい。
そう、今はもう一人じゃない。立ち止まって泣き続ける日々は終わった。
私はその事実を噛み締め、「……私もです」と臆しそうだった心を奮い立たせ、止まりそうだった足を動かす。そんな私の手に若菜さんの手が伸び、繋がれた。
「行こう」
私は拙い言葉で感情をぼかしたくなくて、何よりも明瞭な返答として手を握り返した。二人並んで、紅葉通りを歩いていく。そろそろ冬が訪れそうになるこの頃は、毎年のように三年前を思い出す。とても苦しい一年で、でもその苦しさは、私がずっと立ち止まっていたせいで錆びついていたから。今はもう、錆も落ちて誰かと並んで歩くことができる。
最愛の人と並んで歩くことができるのだ。
ふと吹いた一陣の秋風に乗って、枯れ葉が私達の上を駆け抜けていく。思わずそれを目で追って振り返り、立ち止まった。奥へ奥へと消えていく枯れ葉。視線を切って前に振り返ろうとした直前、私は眼下に伸びる足跡を見付けた。
水たまりから伸びるアスファルトの上の黒い足跡。それを見て、私はほんの少しだけ嬉しくなって、頬を緩めた。「紗季?」と尋ねてくる若菜さんに、私は腕を組んで返す。
「いえ、何でもありません」
「そっか」と優しく若菜さんが頷いて、二人で再び歩き出す。
人は何を以て前進を知覚するか。疲れたり、景色が変わったり。色々とあるとは思うけれども、最も明瞭に噛み締められる前進の実感は、振り返ると在るものだった。
――私はもう、歩いている。大切な人と一緒に。
父が人を殺した。遺族に恋をした。 4kaえんぴつ @touka_yoru
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