ごきげんよう、ふたりの心の距離が、少しだけ近付いたのかしら、そんな、今日よりも少しだけ明るい明日が仄見えたような、劇的な展開はないけれど、でもそれだけにふたりがちゃんと互いを考えながら足を踏み出した様子がよく理解できた、素敵な結末でした。
千秋さんも、瑞生さんのことを考えながらも、色々と生きていく上でのストレスがあったのかもしれませんね。
ふたりで暮らしていくということは、そういう小さな気遣いの積み重ねなんだなと思いました。
素敵な掌編、ありがとうございました。
作者からの返信
おだ様、ささやかなお話でしたが完走とご感想いただきまして嬉しいです。
そうですね。千秋くんもお疲れだったみたいですね。
ありがとうございました。
嘘も、怒りも、相手を想う気持ちから出てしまうのですね。
本当のことばかり言い合っては、きっとうまくいかない。でも、嘘を重ねれば本心がどんどん埋もれてしまう……歯車が噛み合わないからといって、離れるなんてできなくて。
二人の歯がゆさ、切なさがじわじわと胸に沁みました。
作者からの返信
aoiaoi様、ありがとうございます!
本当それですね。伝わって嬉しいです。