確かに「男女のすれ違いはよくあるもので」

放課後の教室で仲のいい男女がふたりの空間を作っている。そして落ち込んでいる男子。もう出だしすぐのこれだけで、甘酸っぱさでたまらなくなります。

ふたりの間で交わされる何気ない言葉の一つひとつが、その関係性を第三者として覗いている読者に伝えてくれます。何気ない会話だからこそ含みがあり、何気ない会話だからこそ膨らむ想像を楽しむことができます。

けれどもこの物語は単なる二人の会話では終わりません。

ではどんな二人の会話で終わるのか。

それをぜひ見届けてあげてください。