寝たきり状態の水穂さんが、全然食事を摂ってくれない。心配した二人の女性・由紀子と有希は一計を案じて、それを実行することに。 雪の降りしきる光景の中で、人と人とが関わる瞬間の残酷さと希望を同時に描いた一作。直接的な言葉はありませんが、一般的にはタブー視されている部分が浮かび上がってきます。 社会には、様々な立場の人が生きています。そんな当たり前からも外れてしまった人への目線が、現実的ながらも優しさを感じました。