第5話しゅんちゃん

僕には中学生からの親友が1人いる。

しゅんちゃん事しゅんとは毎日LINEでやり取りしている。

しゅんは調理師免許を持ち、東京の料亭に就職したが、パワハラが激しく退社し、スーバーの鮮魚コーナーで働き、今は路線バスの運転手をしている。

苦労人である。子供は既に大学生と高校生。

2人とも女の子だ!


しゅんからは、飯時間を狙ってウンコスタンプや屁スタンプを送られる。

僕は怒り、しゅんが夕飯時間帯に昼間されたお返しをする。

しかし、しゅんと僕は本当に40代で子供もいい年齢した親なんだろうか?と、2人で悩む事がある。

今年からは、ウンコネタ、屁ネタはしないと約束したが、新年、早朝、しゅんから、

「初屁の出」と、LINEが送られてきた。

やはり、今年も卒業出来なかったか~。


息子も屁ヘタが大好きである。

僕の事を大王様と呼ぶ。最近まで大魔王様と呼んでいたが。息子はしゅんの事を「ウンコの神様」と呼んでいる。

親友がいることは有難い事である。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

トロイの木馬を乗りこなす人々 羽弦トリス @September-0919

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ