第4話モナリザの憂鬱

僕には出会って7年間、一緒に酒を飲む仲間がいた。アダ名はモナリザである。

モナリザは、絵画のモナリザの様に髪の毛が美しいから、モナリザと僕が名付けたのだ。

モナリザは僕より7歳年上。

どうしても彼氏が欲しいらしい。

しかし、とうとう去年、念願の彼氏が出来たのだ。

僕は飲もう!と誘ったが断られた。

彼氏は酒は飲めないし、人見知りが激しいらしい。

その辺のガキかっ!

こっちは、お前より長く酒を飲んで来たんだ!邪魔すんな!

……と、言いたい所だが我慢した。


今年の年賀の挨拶で、モナリザは飲みたいねとLINEを送ってきた。

僕は既婚者であるから、変な事をしないから彼氏よ、モナリザと飲ませてくれ!

なんなら、アンタも出席していい。

友情より愛情と言うがそれはガキの理論だ。

友人からアドバイス受けたり、友達も大切なのだ。

モナリザは、彼氏が出来てからは会っていない。

もう、一年ちょっとか?

だから、酒飲めないヤツは僕は信用出来んのだな。

だが、親友のしゅん君は酒飲めない。

次回はそのしゅん君の話しだな。

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