雪が降る中でも、日課である墓参りに行く人とそれを出迎えてくれた管理人。 淡々と、大切な人を失った悲しみとそれを向き合い続ける心情を描いた作品。時間の流れを恨めしく思う言葉にドキリとします。 語り手と管理人は、正反対な性格と価値観な二人のように見えます。ただ、死者のことを思い続けていることは、共通しているのだと感じました。