応援コメント

灰色の午後の邂逅」への応援コメント

  • 「私」が死にたいと思った理由や、屋上の女の子が自殺を実行した理由などが謎のままなのが、とても印象的でした。これは読んでいる自分の物語かもしれないと、身につまされるような気持ちです。
    言葉選びにもドキリとさせられました。亡くなった女の子を見ての感想が「ずるい」や「雪には沈黙がよく似合う」のように、「死」を日々意識している人から出てくる言葉だという説得力を感じました。
    最後に、ちらりと出た刑事さんとその家族も気になってきます。死にたい「私」には申し訳ないのですが、ここから「私」の人生が好転してほしいなぁと思いました。

    最後に大変遅くなりましたが、自主企画への参加、ありがとうございました!

    作者からの返信

    こちらこそ、素敵なタイトルと丁寧なご感想をありがとうございます。
    深く読んでいただけて、とてもうれしいです。
    わたしも、主人公の人生がここから好転していってほしいなと思ってます️(๑ˊ꒳​ˋ๑)

  •  この死にそうなのに死なない感じがマジで好きです。直前で踏みとどまってしまうことは多いのかもしれませんね。なかなか実行する勇気は生めないと思います。
     ヒロインは温かい人に囲まれて、希望を持って生きてほしいです。

    作者からの返信

    ありがとうございます! 好きだといっていただけて嬉しいです。
    衝動的な自殺はまた別ですが、おっしゃるとおり死のうと思いさだめて計画実行するのは並大抵のことではないと思います。

    お読みくださいまして、コメントと☆をありがとうございます⸜(*´꒳`*)⸝

  • そういう星の巡りの悪さってありますよね。
    先を越されたという妙な悔しさのような気持ちも分かります。
    正気に帰ったら生きるしかないでしょう。

    作者からの返信

    星のめぐりとしかいいようのないことって、実際ありますよねえ。
    生と死の分岐点で痛みを感じられたとき、主人公は生に舵を切ったんでしょうね。
    コメントと☆をありがとうございます(*´ω`*)

  • 関係が切れて死のうと思ったのかな。
    関係ができて死ねなくなったということは。
    ひとりで沈黙して過ごして、もう死んでいたようなものかもしれませんな。
    小説の終わりには復活です。
    私の場合だったらひとりごとが激しいからひとりでも沈黙はしないのですけれどね。

    作者からの返信

    どうでしょうねー。希死念慮や自殺念慮にはこれといった明確な理由がなかったりしますから。あえていうなら積み重ねかもしれません。
    コメントとレビューをありがとうございます\( *´ω`* )/

  • まだ死にたいと思ってはいるんでしょうけど、当分は死ねない、そう言う感じかな。変な言い方だけど、この主人公の場合トロいくらいが良さそうですね。それがないと生き急ぎそう。

    作者からの返信

    そうですね。希死念慮や自殺念慮は、場合によっては一生のつきあいになることもありますから。彼女を気にかけてくれる人たちができたことで、すこしでも風向きが変わればいいなと思います(*´ω`*)

  • 雪の降る夜の静かな物語なのに、何かがどんどんと音を立てて降り積もってくるような。
    彼女が死ねそうもない、と思ってくれたことが嬉しい。

    このお話にぴったりな、相変わらず簡潔で美しい文章が野々さんらしく実に素敵です。
    あえて漢字を使わない選択もいくつか。勉強になります。

    作者からの返信

    わぁ、うれしいご感想ありがとうございます(∩ˊ꒳​ˋ∩)✧*

    漢字をつかわないと決めている言葉はいくつかあるんですが、話の雰囲気や視点キャラの性格なんかで変わる言葉も多くて、漢字とひらがなのバランスはいつも試行錯誤してますヾ(´ω` = ´ω`)ノ

  • いつもながら、すばらしいですね。ため息が出ます。設定がまず独特でおもしろいですし、語り口がユーモラスで重いテーマが軽やかに表現されてます。最後のハートウォーミングなラストも、笑えてありそうで最高です。

    作者からの返信

    わあ、なんかすごいほめられてるうううぅ!
    今回はお題から連想されたのが遺体、心中、殺人という不穏なものばかりだったんですが、おもしろいといっていただけて嬉しいです。ありがとうございます(人˘ ˘*)♡

  • まさかの先客。見知らぬ誰かの死が、決意していたはずの死を邪魔してきましたか。

    刑事さんやその家族、きっとこの人も死のうとしてたのだろうなと、気づいたのですね。
    直接「やめろ」と言わずに、言葉を重ねて引き留めようとしているところに、人柄を感じました。
    死にたくてもこれじゃあ死ねない。そんな状態が続いているうちに、いつか死にたいと思わなくなっていたら良いのにって思います。

    作者からの返信

    死にたい、死のうと思っている人に、死んではいけないといったところで逆効果になってしまうことがありますからね。
    見知らぬ死者が結んでくれた刑事さん一家との縁。ここから風向きが変わったらいいなと思います(*´ω`*)

  • 短い文字数のなかで広がる世界観、さすがですね。うまいなぁ。
    主人公のなかに、ぽっ、と少しでも温もりが灯るといいですね!

    作者からの返信

    ありがとうございます~。以前は千文字前後でさっくり書けていたのがどうも最近長くなりがちなので、ちょっと削ることを意識してみようかなーと。
    ほんとうはこれも千文字くらいでまとめたかったんですが、倍になってしまいました(ノ∀`*)


  • 編集済

    絶望の広がる冒頭と雪が冷たくて寒かった。(`;ω;´)
    亡くなった彼女は、意図せず彼女の預かり知らぬところで縁を結んでくれました。
    死の誘惑が去って、ヒロインには生きたいと思えるようになって欲しいなと思いました。
    心配してくれる人達も出来て、希望が照らしますように。

    作者からの返信

    今回はお題から連想されたのが遺体、心中、殺人という不穏なものばかりでした(^o^;)

    そうなんですよね。先立った彼女が主人公にとって恩人となる日がくるといいなと思います。
    コメントと☆をありがとうございます(*´꒳`人)

  • 数奇な運命によって、死ぬのに待ったがかかってしまいましたね。

    自殺に大きなパワーがいるというのは、本当にその通りだと思います。できることなら、再びそのパワーがたまるまで、死にたいと言う気持ちが変わってくれますように。

    亡くなった方の分まで、なんて言いません。ただ、生きてもいいかなと思えるだけの楽しみや理由が見つかれば、そっちの方がいいだろうと思います。

    作者からの返信

    主人公がいうところの『変な家族』は、彼女が今日を生きる理由になろうとしているのかもしれませんね。そしてもしも既読がつかなくなったら、お父さんの仕事をフル活用して捜索にあたるのではないかと思います(*´ω`*)

    さっそくのコメントと☆をありがとうございます(*´ー`人)

  • うーん。深いですねえ。
    結局先客さんは助かったのかどうかが分からないところがまたなんとも。やっぱ死んでいたんですかね。
    あ、でも飛び降り自殺はやめたほうがいいと思いますよ。電車に飛び込むのももってのほかです。

    作者からの返信

    あ、先客さんは死んでます。最初から最後までしっかり死んでます。
    コールドスリープ云々でわかりにくくなってるのかなあと思いまして| ू'-')
    >そんなSFみたいなこと起こるわけがない。
    のあとに
    >だいたい、私が膝まくらをしているこの人はもう死んでいる。
    の一文を加えました。

    さっそくのコメントと☆をありがとうございます(人˘ ˘*)