フリーマーケットで出会って手に入れた、真緑のカメラ。
主人公が見つけたのではなく、それは主人公の幼い息子が見つけたもの。
おもちゃのようなその真緑のカメラには、不思議な力があった-。
「緑」という色について、どのようなイメージを抱く方が多いのでしょうか。
わたしは「穏やか」「平和」のような、柔らかくて優しい印象を抱いています。
そしてこのお話は、わたしが「緑」という色について抱いている印象通りの結末を迎えることになります。
主人公がこのカメラと出会ったのは、偶然なのか、必然なのか。
幼い息子が見つけたというのは、純粋な心が引き寄せた出会いだったからなのか。
そして。
この不思議な力。
わたしならどう使うだろうか。
色々と考えさせられるお話です。
あなたならこの力、どう使うでしょうか?
このお話を、お読みになって考えてみてはいかがでしょう?
とても素敵なお話です。