竜は竜として、竜払いは竜払いとして。

ヨルと言う名の、ベテランの竜払いの青年(成年?)が主人公と言うことだけを覚えていれば、後はどこから読んでも楽しめます!
竜払いを仕事にするヨルさんが、竜を払う過程でいつも癖の強い人に出会いますが、うまいことやり過ごすのが小話みたで面白いです。冷静で生温かいツッコミが最高☆ ゆるい感じのお話が多いので、私は寝る前にちょっと読んでくすっと笑うことが多いです。

本編である「竜払い」を読んでいなくても楽しめるお話。
本編である「竜払い」を読んでいると味わい深いお話。
本編に出て来るような異端の竜は現れず、あくまで竜はちょっと生活に困るなぁという感じに存在し、竜払いは淡々とその竜を払う。そういうお約束の元の進んでいくお話です。

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