生きてて思ったこと

第1話 他人に怒らず生きる方法

「これやっとけって言ったのに……」

「なんでこれくらいなのにできないんだよ……」

　誰しもそのように他人にイラついたことはあるのではないでしょうか。

　しかもそれは年齢を重ねていくにつれ多くなるもの、私はそのように感じています。

　そんな人生ですが、私はある必殺技を覚えました。

　それを使えばイラつく回数を0にまでとは言えませんが、少なくとも今よりは少なくなると思います。

　それは「他人に期待しない」ということです。

　このフレーズだけを聞くと、「なんだか冷徹で嫌なやつ」と感じる人もいるかと思います。

　「私、人に期待してないから」

　とか言っちゃうとただの嫌な人になってしまいますが、何も言わなければ多分周りの人は何も感じません。

　では何故自分がイライラしてしまうのでしょうか？

　これはあくまで私の考えですが、「自然と他人に期待してしまっている」からだからだと思うんですよね。

　例えばですが、何かを頼んだのにそれをきちんとできていない時に

イライラしたことはありませんか？

　「なんでまだ終わってないんだよ」と。

　それを頼む時って無意識ですが「この人ならここまでできるだろうし頼んでいっか」って思ってるんじゃないかと思うんですよね。

　つまり、この人なら大丈夫って期待のようなものをしているんですよ。

　だからそれをできていなかった時、期待を裏切られたと思ってイラつくという状況になっているのだと私は考えています。

　人に期待しないというのも「どうせできないだろうけど」と思うのではなく、「ここまでやってもらえたらラッキー！」程度に軽く考え頼むのがいいと思います。

　私は実際に、これを試してイライラすることが減った、少しですがイライラしないようになれるようになったと感じています。　

　身近な人で間違えを何度か指摘しているのに直らない人がいることはよくあると思います。

　そんな時も、「これを言って直ったらラッキー」と思ってみてください。

　長いようで短いこの人生、イライラに囚われてはなんだか損しているような気分になりませんか？

　イライラさせてる側って案外無意識なことが多いので、言ってしまえばこちらが勝手にイライラしているんですよ。

　そんなのイライラするだけ損です。

　この書いたことを試してみて、イライラすることが少しでも減り、少しでも豊かな人生になれば、それは私の幸せです。

　読んでいただきありがとうございました。