エイル様
小語と申します。この度は企画にご参加頂きありがとうございます。
登場人物が少ないために、呑んだくれエースさんやマリーさんの人柄を絞り込んで描けていると思いました。
特にエースさんの酒好きで冴えないおっさんで、ボヤキが多いしクズな描写が読んでいて面白かったです。
個人的にはエースさんが独特なのは、自身が冴えないおっさんでクズだけど身の程をわきまえているというところだと感じました。
「モテないけど、まーしゃーないな」と思いながら、ボヤくけど他人を恨むことは無いのがエースさんの善良なところだと思います。クズではあるけど(まさに矛盾)。
地道に戦うおっさんが報われる物語というのがいいですね。
武器が盾だから強くはないけど、じゃあ弱いかというと、数日間オーガと戦い続ける強さがある。
文句を言いながらも酒のために、あとちょっとは村人のために一人でオーガと戦うエースさんが格好良かったです。
そんなエースさんの魅力にマリーさんが気付いて幸せになる展開は読んでいて清々しいです。
最後に面白いエースさんの物語に苦言をテースとすれば、途中で納豆や粘着テープという単語が出てきたり、リア充爆発しろという言葉が出てきますが、あの世界に存在するのか、と思いました。
気にするかどうかは読者次第ですが、私は気になるタイプでした。
面白かったです。ありがとうございました。
作者からの返信
楽しでいただきありがとうございました。
エースは自分がクズで悪いという自覚はありますが治す気はないクズですね(笑)
自覚があるがゆえに主人公としてギリギリ許されて、共感が出来るクズにしたつもりです。
エースが弱いのは盾が武器だからではなく、武器スキルが所持出来ないからです。
ステータスやスキルは能力を数値化したものではないということです。これ以上は設定を共有する別作品のダンジョンマスターこネタバレになるのでこのくらいですね(*^_^*)
どんなに形にしても努力を見てる人は見てるものですし、やっぱり努力できる人はかっこいいですからね。それにマリーは気がついたということです(*^_^*)
最後のご指摘ですが、これもダンジョンマスターのシーンですが、異世界語を翻訳していることになっています。
なので存在するかどうかではなく、意味として伝わるかどうか、で言葉をチョイスしております。
ストーリーそのものは独立しておりますが、同じ世界のどこか違う場所なのでこんな事になっております。
本音はエイル的に自分が読んで面白いかどうかで選んでるだけですけどね(笑)
この度は『セリフや夢から生まれた作品』の企画にご参加いただきありがとうございます。
ダメなところがあるからこそ人間味があって、愛着が湧く登場人物たちがいいですね。他人からどう思われようが、自分のポリシーを貫き通すところもカッコいいです。
面白い作品を読ませていただきありがとうございました。
作者からの返信
楽しんでいただきありがとうございます。
セリフではないのですが、花嫁という言葉の勘違いネタから生まれたのが本作になります。
エースは真正のクズにしようともしましたが主人公なので、幾分か矯正してクズなりにいいヤツに落ち着きました。
ポリシーというか、ただのアル中(笑)ですよね。嘘も詭弁で誤魔化してるし(;^ω^)