主人公が本当にずーっと考えていて、こっちまで苦しくなってきました。
敵に情けをかけるでもなく、かといって、命を蔑ろにするでもなく。行動の一つ一つが、答えのない戦いの中でも、考え続けた結果で、だからこそ、こんなにも格好良く見えるんでしょうね。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
長い文章をお読みくださり感謝であります。
苦悩ただ苦悩、というところを表現するつもりで文章をつづっていたらこんな感じになったのですが、格好のよさを追求したつもりはなかったので、そう見えるという感想は嬉しいと同時に驚きでもあります。
苦しいと思わせてしまったところは逆に、狙いどおりと思う反面、なんかスミマセン、、、
弓で狙われる場面の繰り返し、思考の反復、拘りが見える文章ですね。
あと、最初の殺陣から伏兵に関する事を想起した部分、Web小説でありがちな、ぶつぎりの場面転換でなく、連続的につながっているのが良いです。
場面の切り替わりは自然に文章の流れの中で行われるべきですからね。
作者からの返信
ご清読ありがとうございます!
「それでも私は莫迦だから、」という書き出しがどうしてもやりたくて、あれこれ考えてたら最終的にこんな形になりました。
場面の切り替わりは自然に文章の流れの中で、というのは大賛成です。
自分で今ふと気づいたんですが、この回、固有名詞がまったく出てきませんね、、
読むに支障なかったならいいな、とは願いつつ。
編集済
自主企画へのご参加ありがとうございました!
お名前の方を拝見して拙作への応援もいつもしていただいていることに気づきました。ありがとうございます。
さて、内容の方ですが自分が今まで読んできたweb小説のそれとは異質なもので尚且つ言葉遣いや心理描写が緻密で感動しました。主人公の人の命を奪う度に始まる自問や自然の有り様を基に描く無常観は過酷な世界観と絶妙な相性だと感じました。そして最後の文の絶望感。繰り返される惨劇こそが現実であり、そこに身を投じるしかないというのがまた刺さりました。
今後も少しずつ読ませていただきます。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
こちらも「空虚に~」楽しく拝見させていただいております。
何となくみなさんの作品を俯瞰して、ただ表現しようとする箇所とその技法が異なるだけで、考え方的には結構みんな同じなのかな、という感触があったりします。
僕の作品についても、掘り下げを深くしているというだけで最終的に書いているところは他と大差ない、とは自分では思っていますが、その二つが大幅に偏っているので、果たして受け入れられるものかと常に不安ではおりますので、そのように言っていただけると大変嬉しいですー。